ホモサピエンス物語〜はるかなる20万年の旅〜

ホモサピエンスと他の種族との出会いが想像力豊かに描かれていてそれはないだろうと思いつつも、地球上のどこかで偶然にも起こった出来事の一つ一つを見せられるようでとても面白かった。
ネアンデルタール人や、ジャワ原人との出会い。戦いになるかと思ったが、警戒心が解ければ打ち解けあったり。川を生きる一族が海を見て、よっしゃー向こう岸行くぞーと犠牲を払いながらも別の大陸に上陸したり。違う種族共同でマンモスを狩ったりして、大量食料ゲッツして、余暇を得て美術したり。シャーマンがナメクジ食べてトランス状態になったり。ネアンデルタール人の妻が病になり、一族の旅に着いて行くことが出来ず入水し、一族のリーダーでもある夫は激昂。最愛の恋人が死んだ大小に得た狼少年、そして穀物栽培と野生動物の牧畜化。そして、若者に伝承を話し終えた語り部の長老は静かに眠りにつく。
各話とも話が凝っていたし、なにより役者さんめちゃ頑張っているよなー。大満足。