:最近の戦利品

なんか溜まりまくってあげていないのだけど、ジョジョに(^^:

未読。いつもコラムを拝見していたなぁ、それがまとまったようなので購入してみた。日本人ではなかなか気づかない視点をいつももらっているなぁ。私も頭が最近保守なので、柔らかい視点がもてるように、読みます;-)未読。私は江戸幕府誕生時の藩は詳しい方なのだけど、幕末は全然無知に近い(^^; このような藩があったのかとか読み進めるのと、どのように明治に繋いでいったのかを読みたいな。
日本の戦時下ジョーク集 太平洋戦争篇 (中公新書ラクレ)

日本の戦時下ジョーク集 太平洋戦争篇 (中公新書ラクレ)

このような本は、不謹慎!って言いそうな人がいるのだけど、数多くの文献に裏打ちされた内容が面白かった。最初に作者も、調査中に不謹慎!と言われたそうだけど、そういったのは戦時下を知らない戦後生まれの方々ばかりで、戦時下を頑張ってきた方々には是非書いてくれと後押しや応援されたという。
全体主義の下に、国民が全員戦争色に染まっていたと思いきや、このような芸能や風俗、普通の会話の中で笑いがあったのだな。もちろん、日本だけが特殊というわけではなく、アジアでもアメリカでも中国でも欧州でも同様にあったと比較している目もあって、バランスがいい。
それにしても、最後の最後の文章で、歴史の顛末を語る次の文を見たときには日本人しか言うことが許されない、アメリカ人へのブラックジョークなんだろうと、筆者の強い憤りを感じた。

人類史上、初めて原子爆弾が使用された日、それまで「鬼畜米英」と日本人に揶揄されていたアメリカ人は、自らその地位を正真正銘の「鬼畜」へと貶めた。

本当に、今生きている私たちと戦時下の方々は、日々生きる根幹はそんなに変わらなかったという文献は少ないだけに、一読をお勧めしたいかな。東条英機が首相なりたての時に、庶民の生活を知るためにゴミ箱をを探っていたので、ゴミ箱首相とか呼ばれていたとか。ジョークもいろいろあったみたいだし、雑誌も継続して販売されていたみたいです。

女いっぴき猫ふたり 2 (アクションコミックス)

女いっぴき猫ふたり 2 (アクションコミックス)

うーん、猫との生活ものってだいたいはずれがないんだけど、これは思いっきりはずした気がする… 作者の感性が私には合わないんだろうな。
ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)

ヨルムンガンド 1 (サンデーGXコミックス)

ヨルムンガンド 2 (サンデーGXコミックス)

ヨルムンガンド 2 (サンデーGXコミックス)

若き武器商人 ココ・ヘクマティアルの話。銀髪の白人娘ココの魅力が物凄いなぁ。個人的には、うぉ〜〜ヤバイヨ〜〜〜と机の上を転がるココ嬢が素敵だな。BLACK LAGOONバラライカ姉御とは違うベクトルの良さなんだけど:-) あと、ココの私兵の皆さんも癖があって楽しいなぁ。少年兵のヨナがスパイスなんだな、きっと。川崎市を舞台にしたヒーローと悪の組織の話。(友人のみわりんの住所の近く(笑)) 今回はなんかやばかった…、毎ページごとに爆笑してしまったな(^^;作者が絶好調なのと、笑いの波長がすごく私と合っているからに違いない! 久々に5,6度読み直してしまった(笑)
少女奇談まこら 1 (SPコミックス)

少女奇談まこら 1 (SPコミックス)

少女奇談まこら 2 (SPコミックス)

少女奇談まこら 2 (SPコミックス)

表紙からはちょっと奇をてらった感じの妖怪物かな?と思っていたのだけど、いやいや正統派な由緒正しい妖怪ばかり出てくるな。多分鬼太郎をオマージュしたんだろうな、身辺にねずみ男みたいなのや、猫娘も出てくる;-) 少女まこらのお供も、一枚布巾、あわせ壁、小袖の手という感じ。小袖の手なんてすっごくマイナー?な妖怪なのだけど、よく出してきたなぁ!(ほめ言葉) 作者は大阪守口市在住のようで隣の門真市本屋で、作者のサイン色紙を見て購入することになりました;-)
絵柄はわざとに絵物語風に癖を出しているのだけど、それさえ慣れれば妖怪好きな人ならお勧めかも。話も結構練りこんでいて好きだな、妖怪皇の髪を守る鬼の話とか。