:最近の戦利品:今日の早川さん2、おもいでエマノン

今日の早川さん 2

今日の早川さん 2

読みながら、最近、小説読んでないなぁ、と反省(笑) 小説読みの友人らと話していたことが出てきたりして、やっぱ親和性が高いなぁと思います。例えば、p68の“いさましいちびの高校生”のラノベに対しての見解とか(笑) それに、p19の夏への扉を探しているんだぜとか:-) そうそう、p50の“ミクロコスモス”では、虫の写真撮影好きの方を思い出してしまった、本読みさんですしね(^^)
それにしても、ティンダロスの魔犬を出すかなぁ(笑) って、読者の隙を作るこの辺りがうまいですね、あれへの伏線ですし;-)
題名の付け方も凄くうまくて感心してしまうのが多過ぎ(^-^b さすがに全部は分からんけど、ちょくちょくわかる中で“どろぼう熊の惑星”なんて懐かしいなぁ、あんな変な話(笑) そして、“たったひとつの冴えたやり方”をそこで使うか、まさに少女の自己犠牲の純粋さよ(;_;)


おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)

おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)

鶴田謙二さんにコミカライズされたのを読んでみた。あー、いいなぁ。せつない、青春のことを後で思い出す時分に、揺り戻すのが、またせつない。
この地球に生まれて死ぬまでに、私はどんな記憶で残るのだろうとか、思っていまうなぁ。
何かの形で残せたら幸いですね、ほんとうに。それが、子孫なのか、文章なのか、技術なのか…etc いずれ人類がいなくなったら、神の視点の誰かが覚えてくれるのでしょう、多分。
それにしても、母系しか記憶を伝承しないのならば、エマノンの正体はミトコンドリア?とか、ふっと思えて笑えてしまった(笑)


騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび (リュウコミックス)

騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび (リュウコミックス)

作品集なので、各話が独立しているものと読み進めていて、あっと気づいて驚いた。
OURSライトで、錬金術師の見習いになったコックの辺りの話は読んでいたのだけど、こんな水の循環のような話だったのか。一話目に猫目の錬金術見習いの少女を出してくるのが上手いな、終わりから見せるのか。途中意味が分からないところも少しあって、読み直してみて、あぁ私の読解力不足なだけで、全て上手く散りばめているんだな。猫目少女の錬金術師としての先の話も読みたいものだなぁ。
それにしても、あとがきで凄く驚いたのが、原稿を全てなくしてしまったそうで、まとめたのを同人誌として出していたから、それを全スキャンしてコミックにしたそうだ、ありえんw