- 出版社/メーカー: 東京地図出版
- 発売日: 2008/05/19
- メディア: 単行本
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二番目の本屋は、髭面の店主の趣味なのか、ご推薦の本のコーナーが結構充実していて、ここの本を買うことが少なからずあった。そのときには店主の思惑に負けたなぁー!とか思いつつ、レジに向かう(笑) メジャーどころというよりも、通なところを押さえているんだよなぁロングテールな辺りか、商売的に大丈夫かと少し心配してします(^^;
そんなわけで、今回買ったこのお城巡りの本も店主に負けた本:-) 私も城巡りが趣味の端くれとして自負はあるんだけど、この本が取り上げている城跡は、また通なところが多い。戦国時代のそこそこなものはわかるのだけど、室町時代とか応仁の乱近辺はさすがにわからない(^^; さらに大阪のみを取り上げているので、楠木氏関係や三好氏などがやはり多いですね。城跡も何か石垣か堀の痕跡が残っているのはわかるんだけど、全く何も痕跡もないのを紹介していて、やるなと思わざるを得ないw 江戸期の一国一城令の前には、3,4km毎に城や砦などもあったわけだし、平安期から戦国期までの歴史の積層の中ではもっとお城跡はあるんだよなぁ。信長に謀反した荒木村重の城を攻略のために作った付け城も取り上げているのも面白いし、大阪夏の陣関係もまとめてあって歴史散歩にちょうどいいですねぇ〜
面白いところでは、大阪南部では天皇陵墓があって、有名なのは仁徳天皇陵などを思い浮かべてもらえるといいのだけど、あれの少し小さい陵墓には容赦なく戦国期のお城が設けられたりしていて、なんか凄いなぁ、当時は文化財の観点じゃないからなぁ(^_^; 知識として知っていたけど現地の写真付きの文面を読んでうなってしまったw 確かに堀などは元々あるし城を構築しようと思えばお手軽かも(^-^)
今住んでいるところから自転車で回れる場所も多いので、サイクリングで運動不足の解消も狙ってでかけてみようかな(^-^b