:松下電器がPanasonicに社名変更

今日から社名変更だそうですね。うちの父親もNationalとかよく呼んでいた松下電器が変わるとはなぁ。私も子供の頃はNationalとPanasonicは別会社と思っていたし、松下幸之助さんの著書は何作か読んで感銘を受けていたりと、親しみ馴染んだ名前だけに一抹の寂しさがありますね。複数あるブランドと社名を統一することでブランド力を高めて世界で飛躍するという考えだそうです。

そうそう、ニュース記事で、パナソニックの社名変更を現地で取材したこれがかなり気に入りました。何故動画まである?w
■大阪・門真の本社の石板を「パナソニック」に変更
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/10/01/2984.html

それと、“社長 島耕作”でも、社名変更だそうですw モデルとしている会社が松下電器なので、なるほどなと頷けますw


そういえば、7月にパナソニックの歴史資料館を訪ねたことあったので少し写真をアップします。
とても暑い日だったと覚えています、…そういえばこの後大阪城まで自転車を走らせて日焼けがとんでもないことになったのでしたorz


それはさておき、大阪門真市の京阪西三荘駅から歩いてすぐの歴史館です。平日と土曜に開館していて入場は無料です。私が訪れたのは土曜で、近所の小中学生がいたり、中高年の方々や、若いお兄ちゃんと幅広く来ていたのには驚いた覚えがあります。
右の銅像が松下幸之助さんで、左が歴史館です。上の方にもう今はない“松下電器”の文字が見えますね。


館内は撮影禁止なのかなぁ?と受付のおじさんに尋ねてみますと、どうぞどうぞ撮影してください(^0^)とかなりオープンな雰囲気で良かったです;-)
創業してから今までの歴史や、実際の商品の展示などが合って面白いです。


大正時代に創業したときの住居兼作業場の再現のようです。今でいうベンチャー企業のように会社を立ち上げたそうです。


館内はこんな感じで、パネルと商品があちこちに展示してあります。昔使っていたTVに似ているTVもあったかなw


こちらが、「National」のブランドの第一号のランプの看板です。


ランプの実物と、当時始めて掲載したナショナルの新聞の三行広告です。この広告だけでもかなり思考を重ねたとか、さすが商売の神様ですねぇ。


こちらはいかめしい文章が並んでいる巻物なんですが、この精神を朝会で斉唱しているそうですね。今日からは巻物から英語も併記した本に変わったそうです。
外国の方が松下に出張した際に、この巻物がえらく気に入ったそうで土産に是非欲しいと言われたエピソードもあるそうですね、確かに日本っぽい(笑)


そして、こちらがパナソニックのブランドの第一号商品だそうです。ナショナルランプの紹介はたまにウェブで見かけるのですが、パナソニックの初商品はなかなかお目にかかれないような気がします。
そもそも、アメリカへの商品展開を考えた場合、“National”だと意味が通らないため、新しく造語したブランドのようです。このときのブランドの思想が、今の社名に移り変わるとは面白いものですね。生み出す音が世界に響いてほしいと、グローバル展開を図るそうなのでピッタリなのかもしれませんね(^^)


スピーカーなので、“ソニック”を使ったわけですね。昭和30年かぁ、もう50年以上前になるんですね!


歴史館の屋根には、船の操舵輪が何故かあります。創業当時に幸之助さんがどこかで見つけていたく気に入って購入して、工場に設置したエピソードがあるそうです、茶目っけもありますねw そのためこの歴史館にもついているそうですよ(^^) 会社を経営するのは船を操縦するのと似ていると思えたのでしょうねぇ:-)
今後も世界に向けて良き航海を続けてほしいものです(^-^b