ハッピーフライト

ハッピーフライト オフィシャルガイド (日経BPムック)CA STORY in ハッピーフライト (キネ旬ムック)

http://www.happyflight.jp/index.html

気になっていたので見てきました;-)
序盤まで飛行機関連の仕事の薀蓄しばりで、へぇ〜と思うことがいろいろ。飛行機モノのドラマには出てこない職種のいわゆる縁の下の力持ちのようなスタッフ陣の頑張りが熱いですね。
もちろん、花形と言われるパイロットやフライトアテンダントの職種もいろいろ大変な部分がありますと:-)

序盤は各職種の紹介&へたれな社員のダメぶりがいろいろと・・・
実際あったエピソードばかりだそうなのでちと苦笑モノ^^;
一方、お客さんもいろいろ困ったちゃんから、クレーマーまで(^_^;

以降、ネタバレ〜

今回の騒動のきっかけって、バードさんのお仕事を邪魔するからでしたw
バードさんは銃を使って、空港付近の鳥を蹴散らすお仕事だそうです。
愛鳥保護団体の人たちは、この方の仕事を邪魔することで活動をしようとするのですが、逆にバードストライクのきっかけを作って逆に鳥さんが死にまくり^^; 実は空砲を使っていると言われて肩透かしw
これも取ってつけたようなエピソードなんだけど、実際あるんでしょうねぇ・・・

後半は機器故障により、ドラマが各部署が同時進行的に進んでいきますね。着陸間際はやっぱり盛り上がりました。緊急着陸の時のかけ声とか。着陸の判断とか。
へたれな社員もどんどん職業人の顔になっていく様はGOOD:-)
ただ、もう少し、様々な職場の頑張りが最後の佳境に向けて収束するような感じだったら、もう少し盛り上がったのかも〜 客室の人々はフライトアテンダントからの視点だったので、そこをもう少し描けばボトムアップ的なまとまり感が出たと思います。ちょっと残念。

それから、へたれな人々が頑張るという筋書きは見え見えだったので、予想の範疇でしたね(^^) 航空管理室の機器が故障したからといって、アナログ的な手法はやりすぎなような気がしますね^^; あんなおおまか過ぎる風向き判断は、拙いだろうw
台風が関東を通過中なのに、羽田になんとか着陸しようというのは、関空などに行ったら?という疑問を打ち消してくれなくて消化不良でしたね(^^;

あと、飛行機やフライトアテンダントなどのマニアやヲタクの人々の描き方は、ちょっと甘いような?w
なんかストラトス4にもそういう人たちいましたねぇ:-)

でも、総括して、飛行機に関わっている人々の多さとその頑張りに触れられる作品なので、面白かったですね:-)
ただ、あの機長候補の飛行機には乗りたくないですw