麻酔科医ハナ

麻酔科医ハナ (1) (アクションコミックス)

麻酔科医ハナ (1) (アクションコミックス)

麻酔科医ハナ(2) (アクションコミックス)

麻酔科医ハナ(2) (アクションコミックス)

麻酔科医はとても辛くて大変だけど、ハナのようなプロ意識を持った先生方が頑張っておられるのだろうなぁ。まさに縁の下の力持ち。
そして、一巻でおしまいなのかなぁ?って思っていたところ、最近出たのが二巻! 今回も凄く面白い!新キャラの麻酔科医火浦の登場でいろいろ波乱があるのだけど、ハナの成長が楽しみ。火浦は人付き合いも悪く口も悪いけど、本当の意味で医療に実直な仕事人はいいですね〜二巻のお酒の飲みに行ったときのどのような医師が素晴らしい医師かを語る部分は本質を言っていますね。


外科メインの作品だと麻酔科医はほぼいないような空気のような扱いで外科医が主人公なんだけど、二巻を読んで分かったのが麻酔科医はオーケストラの指揮者のような位置づけということ。指導する立場の火浦がハナの仕事っぷりを叱咤するのは、なるほどと私の不理解も怒られている感じで面白い(^^) とはいえ、表立つよりもさり気無くオペを支える大切な存在なのだなぁ。麻酔科医を主人公にした作品は今まで皆無だっただけに、大切な医師の一人を改めて紹介してくれる良作ですね。
そして何よりハナの奮闘が面白くて、漫画を楽しくしてくれています。二巻で胸を掴まれた時の反応は女性じゃないようなw あと、ハナが風邪引いた時に麻酔科医の先生方が徹夜明けのハイ状態で作ったイロイロ栄養満点の点滴のシーンはすっごく笑えたなぁ(^-^b