■舞台を訪れる際の注意
舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m
当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。
舞台探訪日:2009年9月23日
[rakuten:hyoutan:10008711:image]
九月のシルバーウィークの五連休の最終日に諏訪にやって参りました。この五連休の最初の二日は富山城端&五箇山にてtrue tears、三日目は長野上田にてサマーウォーズ、四日目は長野飯田にて咲-Saki-の風越女子の風景ときて、最後の締めになったわけです(^-^)
また、以前、東方妖々夢で大阪の弘川寺も訪れたことありますので、東方Project関係では二作品目になります。
●諏訪大社と東方風神録について
東方Projectをご存知の方でしたら、改めて説明する必要もないかと思いますが、この作品が実にコミットしている部分を少し紹介いたします。
この東方風神録では、キャラ名やスペルカードに諏訪地方の神社を使っただけでなく、諏訪地方に伝わる伝承と神社の縁起までも借景している作品になります。古代、諏訪地方にいた豪族が、中央からの兵により戦いで破れ支配下に置かれたのが神話になっており、神社の表は中央からの神格であり、その内部では諏訪地方の土着の神格が祭られています。
東方風神録では、中央からの神格として“八坂神奈子”、土着の神格として“洩矢諏訪子”、二柱の神格を祭る巫女として“東風谷早苗”が登場します。作品中では、5面は
“東風谷早苗”が守り、6面のラストステージでは“八坂神奈子”が待ち構えています。Normalモードでクリアできた後には、裏面にあたるEXTRA面で“洩矢諏訪子”と祭りを興じることになります、もちろんシューティングゲームですから弾幕祭りですがw
一番分かりやすい説明動画としては、「【東方電気笛14】神さびた古戦場【神奈子】」を見て頂くといいかと思います。サビの部分の1:30付近が諏訪大戦の模様を描いていますね。このシーンを見るたびに涙ぐんでしまうのですが(;_;)
そうそう、本編作中ではスク水やブルマを着ていません、これは動画作成者のwinnさんの趣味です(^^)
●諏訪大社について
諏訪大社は四宮ありまして、どこかが本社で残りが分霊社というわけでもなく、四つとも同格付けの神社になっています。私は九州出身なのでこのことを知らず(^^;、この旅の際に調べて初めて知った次第でした(苦笑) おおまかに位置関係を説明しますと、諏訪湖の北東側に下社の春宮、秋宮があり、諏訪湖の南西側に上社の前宮、本宮があります。同一町内にあるわけではないので、そこそこ移動距離があります。
今回は行程上の都合で、諏訪大社下社春宮⇒秋宮⇒上社前宮⇒上社本宮という順番で参拝して、前宮と本宮の間にある神長官守矢史料館にも訪れてみました。
●諏訪大社下社春宮
下社の春宮と秋宮は歩いて散策できる距離ですので、時間があれば観光がてら歩くのも面白いかと思います。
御柱です。周囲がテントの白い布なのが無粋ですが、おぉこれが御柱かぁと感激!
東方の絵馬になります。東方風神録にゆかりがありますので、諏訪子さま、神奈子さまが多いですね。
そういえば、昔一時期、東方ファンの方がまともな参拝の仕方もわかっていないとか噂を聞いたのですが、何人か訪れていた東方ファンの方々の参拝は二礼二拍手一礼で実に正しかったですねぇ〜(^^) わかっていない友人に教えているグループもいて微笑ましかったですねぇ。二十台前半の方々だったようでしたが、…私はその歳の頃は実は知りませんでした(^m^;
まだまだ続きます〜
神社の裏手には、万治の石仏があります。東方作品とは直接関係ないのですが、個人的にはお勧めスポットです。
何故か、朝ズバッ!で紹介された首が伸びる石仏とあるのですが…全くその宣伝文句は不要のような(^_^;
この石仏は変わった伝説があるそうですね。諏訪大社春宮の鳥居を作る際に石材として切り出そうとノミを入れたところ、血が噴出したそうです。その晩に良い石材がある別の場所の夢を石工が見たそうで、この岩は霊験新たな石仏として作られたそうです。
そもそも、岡本太郎先生がこの石仏の魅力に気づいて広言したそうでして、それまではひっそりと地元の信仰のみを集める石仏だったそうですよ。近くに立て札があり、参拝方法がありました。最初に正面で一礼して「よろずおさまりますように」と心で念じて、石仏の周りを願い事を念じながら時計方向に三周して、「よろずおさまりました」と唱えて一礼するそうです。私も参拝してみましたし、観光客の皆さんもぐるぐる回っていました(^^)
●諏訪大社下社秋宮
春宮から南東に向かったところに、秋宮があります。こちらは四宮の中でも一番の観光客が多かったですね。
こちらは、温泉が沸いているので手を清めるのに、温泉のお湯を使えるわけです。結構熱いですよ(^-^;
ついにやってきました、神奈子さまとの決戦シーンでの風景に使われている、秋宮の神楽殿になります。
先日読んだ東方儚月抄でも注連縄について言及がありましたね。出雲大社と諏訪大社とも注連縄が太いのは、通常の理由ともう一つ理由があるんだからだと。
とにかくとても太い注連縄ですね!真下で参拝されている方と比較してもその太さがわかります。
両脇にあった綱も尋常ではない太さです。巻き方も蛇を模しているのでしょうか?
神奈子さまが背中にしょっている注連縄はこれくらいあるのだろうなと、探訪者夢想中〜w
秋宮は参拝者も特に多いため、絵馬の数自体がかなり多くて、東方の絵柄の絵馬はそんなに目立っていませんでしたね。その辺もわかっている方は他の宮に供えているのかな?(笑)
巫女さんの持ったくじの箱から、くじを引いてみたところ、一番が出て、吉でした! なにやら嬉しいですね。
あと、いろんな作品の舞台探訪の際に、いつも車の中で掲げている、あややも記念撮影(^-^v 射命丸文も東方風神録に出てきますし、いつも新聞のネタを捜している新聞記者の天狗ですから(^-^)
と言うわけで、表のノーマルラストエンドの神奈子さまの舞台を参拝しました。次はEXTRAのボス 洩矢諏訪子さまのいるはずの上社へ!
●諏訪大社上社前宮
さて、車で30分ほど南下して、上社前宮に辿り着きましたよ(^^) こちらは茅野市になります、JR茅野駅から1.5kmほど距離があります。
さて、参拝しましょう。
まず登ってみると、すぐ目に付くのがやはり絵馬ですねぇ。下社にも増して、東方関連の絵馬が目立ちます。考えてみると、絵馬を奉納するだけでも、神社にかなり貢献している気がします。東方関連の絵馬がないとすると、絵馬数が少なくて逆に寂しい気もしますね(^^;
こちらは、諏訪大社の中でも最古に作られた神社だそうでして、参道も緑豊かな山に囲まれています。
また、太古はこの先に墳墓が存在していて、近寄ると祟りがあると言い伝えがあったのだとか。こちらの御神体は下社本宮に移設されているそうですが、本殿の趣きは昔から脈々と続いている風格を感じさせてくれました。
こちらでも、東方ファンの方々が来られていましたね。シルバーウィークには色々な舞台に行きましたが、あきらかに諏訪大社を巡っていて出会った方々が一番多かったです、流石ですねぇ(^-^)
こちらは、名水「水眼(すいが)」になります。東方作品中では、スペルカードの一つとして出てきますよ。
ひんやりとした綺麗な水でした(^-^b 九月とはいえ、好天に恵まれたので結構暑かったですねぇ、神様からの贈り物って感じでした:-)
●諏訪大社上社本宮
諏訪大社も最後の四宮目の、上社本宮に来ました。こちらは諏訪市になり、前宮から1kmほど北西に向かったところにあります。途中に後で紹介する神長官守矢史料館もあります。
<以降書きかけ〜m(__)m 10月31日までに書き終える予定〜>
さすが本宮だけあって、絵馬の数が半端ではありません、溢れんほどに!
なんとか就職活動で見事内定をゲットして欲しいものですね! 絵馬の中で一番気になりましたし、いつも強気の神奈子さまが涙目の表情なんてどうしてだろ???と(^^;