ディエンビエンフー大作戦

小説 馬車馬戦記 ディエンビエンフー大作戦 (あくしずレーベル)

馬車馬大作戦のロシア娘赤毛マーシャの話から、スピンアウトした続編ということで凄く面白かったですね。
戦闘機乗りなのにまともな戦闘機がまたもやないという状態で、先の大戦の日帝機をロシア娘が乗るという展開には遊び過ぎかもしれない(笑) でも、活躍を見せてほしいという気持ちで高ぶりました。
活躍する戦場も、第二次世界大戦直後のベトナムの独立戦争。ソビエトからの軍事顧問ということで秘密裏に入国したものの、ベトミン側の飛行隊を鍛える以前の問題、ないないない尽くし…。それもある中で、訓練の複葉機での騙し騙しの夜間爆撃。独立阻止のフランス側にも一癖も二癖もある傭兵がやってきたりと、マーシャも気が休まる暇がありません。
最後には決戦のディエンビエンフーで、戦闘機同士の戦いが！？
そうそう、驚きの架空兵器も出てきたりと楽しめました:-)
次なる活躍を続編で読みたいですね、期待したいです！

マーシャのアフリカでの活躍はこちらに掲載されていますよ〜

速水螺旋人の馬車馬大作戦