昨年の11月23日に、大阪道修町の少彦名神社に毎年行われている神農祭に行ってきました。
この神社はくすりの神様である中国の神様の神農氏と、日本神話で酒や薬の神様の少彦名命が祭られています。
こちらは最寄の地下鉄にあった看板。
そして、この道修町は日本の薬を一手に担っていた薬問屋が軒を並べていたところでして、今でも薬剤の会社の社屋が並んでいます。
祭当日には露店もたくさん並んでいて、思っていた以上に人出も多くて、大阪の地域に根ざしたお祭なんだなぁと思いました。
神社の入り口横には、黄金色の虎の像。
大阪だから阪神タイガースファンがいて建立というわけではなくて、昔、コレラがが流行った祭に患者に飲ませた薬と一緒に張子の虎も配ったそうです。その薬の名前が「虎頭殺鬼雄黄圓」という凄く怖そうな名前で、病気を退散させる意味合いもあっての虎なんでしょうね。その張子の虎がこのように目立つ立派な像で、狛犬ならぬ狛虎?かな。
こちらが参道。
左の建物は神社の関連の建物でもあり、道修町の歴史を展示した博物館も二階にありますよ。
なかなかの人出で、参拝する待ち行列です。
参道横には、やはり薬のお供え物があって、普通の神社とは異なっているのが面白いですね。
というわけで参拝できました。巫女さんも沢山いて眼福眼福〜♪
張子の虎も頂きまして、その際に巫女さんからのお言葉もありがたいですね:-)
今日はお祭で大忙しなので御朱印はまたの機会に〜
こちらは神社の絵馬です。
左側が少彦名命様でして、右側の角がある方が神農様です。
…聖☆おにいさんを読んでいると、PSゲームをやっている少彦名命様と、それを見ている神農様という風にも遠めに見えました(^^;
道修町の通りにはずっと露店が並んでいまして、その飾り付けには薬箱が沢山使われています。色鮮やかな箱で祭の飾りつけとは面白いですね。
神農さんも今風なキャラクターで描かれていて、関連グッズとして販売されていましたよ(^-^b