ふなだまさん@三重県志摩市

■舞台を訪れる際の注意


舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m 当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。


 舞台探訪日:2019年10月21日

ふなだまさん(1) (モーニング KC)

ふなだまさん(1) (モーニング KC)

 

 ふなだまさんとは、船に宿る神様の船霊です。酔った勢いで漁港にたどり着いた主人公が船で犬に宿ったふなだまさんに出会ったことで始まり、漁業の楽しさと奥深さを見せてくれる作品です。

まず、志摩市リアス式海岸で海岸線が入り組んだ美しい島々があり、作品舞台となる志摩町和具は漁業が盛んな地域で、水産高校もあります。作中は主人公の徒歩圏内で物語が進むので、歩いて散策しながら雰囲気を楽しめると思います。

ただ、舞台探訪で訪れた日は、10月なのに新たに台風20号が接近しており、風雨が強い中撮影しました、夕方に近かったこともあり、曇天&暗めで残念でした。本当は青空の海沿いの風景を撮りたかったのですが、無念!

 

ふなだまさんのメイン舞台は、志摩市志摩町和具になります。一部だけ、鳥羽市のお寺正福寺が出てきます。

 ■漁港

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ふなだまさんといつもいる風景の場所ですね、船も停泊しておらず不在なのも残念。晴天の風景を撮影したかったですね。この日は台風だったので、船は北側の造船所の近くの港に係留されていたそうです。

 

 

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お神酒を飲まれたので代償を求められるシーン。酔った勢いで何事もやってはいけないですよねぇ、神様の代償がお酒一本でまだ良い方ではと思ってしまうシーンですw

 

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先ほどの位置に船がなかったので、別の船で雰囲気だけでも。この時の明日釣りの約束がすっぽかされ、船自体もいなくて困ることに。この後の造船所に行くシーンはそこに繋がります。

 

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網さばきを行う場所。上記の場所から少し西に向かったところです。台風接近中のため誰もおらず。通常の網さばきを行っている風景も見てみたかったです。

あと、漁協の場所はこの近くかと思いましたが、何故か見つからなかったです、あれ?

 

 ■公園

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作中に出てきた公園は、“おりきの松公園”になります。ランドマークのように立っている木が、“おりきの松”です。

作中ではこちらで、神の使いと船霊さんらが会合を行っています。

 

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おりきの松のそばで会合中のシーンですね。

 

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ふなだまの姐さんが座っている椅子はもう少し後ろにありました。

 

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公園に向かう坂の下からのシーンです。

おりきの松の名の由来は明治時代に渡米した伊東里きさんが、日本に戻る時にニューカレドニア松の苗木を持ち帰り、こちらに植えたからだそうです。

 

■造船所

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和具地域の北側に向かう道です。奥に志摩大橋が見えますね。このカットを見て、ここは訪れてみたいなと思いました。みたま通りの北側になります。

台風接近のため、避難所を開設したアナウンスが流れていました、まさか強い雨になるとは、トホホ

 

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先輩ふなだまさんの姐さんの案内で造船所に到着できます。建物もそのままですし、左側の道路修繕跡もそのままですね。

 

 

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造船所のドック側です。作中のように船はなかったのですが細部までしっかり描かれていた通りで感激しました。

 

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ドック付近から水産高校の方向の風景です。この道をまっすぐ行くと、水産高校にたどり着きます。

 

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水産高校の別アングルの風景です。

ちょうど下校時間だったので、高校生たちが帰途を急いでいました。

 

■旅館

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みたま通りにある大洋館が主人公が宿泊した旅館のモデルでした。庭木も含めてそのままの雰囲気ですね。

 

■コンビニ

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漁港から東にそこそこ歩いたところにあるコンビニです。作中でも遠かったと話していますね。勝手に飲んでしまったお神酒の代わりを買い求めに来ました。

 

 ■砂浜

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悪天候のため空が暗くて、打ち揚げれたモノが多いですが、漁港から東に向かった場所にある和具広の浜です。釣りを行ったり、潜るシーンはこの辺りだと推測しています。風雨が強くこの一枚だけで撤退しましたが、作中には他のシーンもあることもあり、ここはまた晴天時に撮影しなおしたいですね。

 

■お寺

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作中に出てきたお寺は、青峰山 正福寺でした。船乗りの信仰を集めているお寺で、ふなだまさんらはこちら出身のようです。寺院自体は山の上にあって、車でも十数分かかります。アクセスは南側からをお勧めします、私は北側からアクセスして、ポツンと一軒家に出てくるような狭い山道で少しヒヤヒヤでした。

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ちなみに山門には、隠し海老と言われる彫刻があるそうなのですが、全くわかりませんでした。左上らしいのですが、、、あれ?

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こちらが作中に出てきた本堂になります。作中ではお祭りの時の大漁旗を飾っていますね。

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境内のかなり年数が経った杉があります。こちらは平清盛が手植えしたそうです。元々は夫婦杉だったのですが伊勢湾台風で男杉が倒れてしまったとか、残念!

 



■(C) 漫画:ふなだまさん@西川丸

■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています

■文章:Minkyこと、このブログの中の人

■舞台探訪日:2019年10月21日

■履歴:

2019/10/22:作成、写真掲載

2019/10/27:文章追記、砂浜写真掲載