NHK BSの海外ドキュメンタリーより。
アフリカ、ヴィクトリア湖の周辺の国の話。
- 冒頭の地元漁師の言葉
来るのは空荷の飛行機、帰るときに魚を積んで帰るのさ。
- 視聴者として、私の疑問
- 輸送の鉄則としては、片道でも空荷で動かすほどもったいないことはない
- 特産物とはいえ、内陸部の普通の白身魚の切り身を空輸するまでの価値あるのか?
- 様々な取材
- 貧しい家に生まれたものは、子孫もそのままだという村民
- ビクトリア湖の汚染問題。大臣の言い訳、一部の水域だけだろう。
- 白身魚の切り身は欧米や日本に輸出されている。一方的に搾取されているの?
- 干ばつが起きて、飢えに苦しんでいる人が大勢いるというマスコミ報道 ⇒ 地元の人曰く、嘘だ。
- 元軍人の話。主にこの国の価値観。高い収入を得るには軍人になること。戦争はそんなに悪いことじゃない。あんたは戦争が怖いのかい?
- 軍人にはなかなかなれない。だが、戦争が起これば政府は徴用してくれる。
- 戦争の火種は何でもいい。ある二国の間で、蛇にかまれて死んだ人がいればそれで十分。
- 飢えや戦争が起これば、国際社会は援助してくれる。
- だけど、戦争が起きる要因を国際社会は取り除いてくれない。
- 真実
実際は、飛行機が来るときは武器を積んで、帰りは魚を積んでいく。
- ある輸送会社の人の話
これは商売なんだ…。私は世界の子供たちに幸せになってもらいたい。でも、どうやっていいかはわからない。
いつかブドウを運んだときに同僚が言ったたとえ話がある。
『俺たちの仕事によって、クリスマスに、ヨーロッパの子供たちはブドウをもらい、アンゴラの子供たちは銃をもらう。』