:純情きらり

うーん、あまりにも悲劇のコンボを狙って盛り上げようと言う演出の意図がみえみえで、不自然過ぎて吐き気がしてきた… 原作は読んだことないのでドラマ化の脚本だけこうなのかもしれないけど、どちらにしても同じ方向のみに脚本&演出過剰。もっと不幸というのは不可避に突然現れるものなので、ある程度うまくいっている中に急報が現れるというのがドラマ性があるんだけど。松井かねの妹をある程度退けて安心できたって合間があってから急報が欲しかったな、同一の一話でやるのはメリハリなさ過ぎ。ドラマって喜びと悲しみの連鎖で、メリハリがないといけないと思う。多分、達彦が復帰するのを誰もが見越しているから、今の悲劇コンボは耐えられると思うのだけど、視聴者の読みも考えての脚本&演出はない話だよなぁ(苦笑)
一方、達彦さんを思っての桜子の演技はとてもうまくて、そこはナイスなんだけどなぁ。今回の泣き崩れるところなど良かったな。とうとう、松井かねも倒れてしまって、妹がさらにのさばる予想が見えて、桜子の不幸株は下げ止まりしそうにないですね(^^;