:最近の戦利品

ちょっと最近は本を買い捲ったせいか、大変なので少しずつ:-)

マップス ネクストシート 1巻 Flex Comix

マップス ネクストシート 1巻 Flex Comix

前作を知っている人なら迷わず買いの作品です。作者のコメントにあるように、ファンから『続編ですか?外伝ですか?パラレルですか?』と聞かれて、『全部です』と返答したような美味しい仕掛けが最初からテンコ盛りですね。作者曰く、『新作です』とさらに付け加えるくらいだから面白くないわけがないよなぁ(^-^) ウェブで事前に「表紙の女の子を連れてきた異形の者…」という記述があって、誰だろう?と思ったら、あの一族でしたね。その最後の言葉がまた銀河の野望を掴みそこなった儚さと、冒険の夢を書きたてる台詞! これこそスペースオペラだよなぁ。次巻からの展開が楽しみです:-) 一巻では、“十の魔物”と呼ばれた勇者のうち、まず一人目が登場です、誰でしょう:-)
おたくの娘さん (第1集) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ100-1))

おたくの娘さん (第1集) (角川コミックスドラゴンJr. (KCJ100-1))

おたくの娘さん 第2集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-2)

おたくの娘さん 第2集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-2)

たぶん、娘さんがおたくでいろいろなコメディなんだろうなぁと買うのをためらっていた作品。いやいやそれは大いなる勘違いでしたね(^^; 突然現れた一般人の娘さんとヲタクの父親(いまんとこまだ自覚なし)の話でした。設定だけだとコメディだけかなぁと思うのだけど、底辺に流れている父娘の関係はしっかり捉えていて、じんわりくる暖かい話が多いです。娘さんの友達(ツンデレ風の方)が絡むと、さらに良い内容に仕上がっていて、作者自身ツンデレパワーでモチベーションアップかぁ!?と思わせるレベルです。特に、父親の職業を知る話と、授業参観の話は必見ですよ。案外、趣味や職業とか関係なく、本質的な幸せが垣間見ることができますね:-)最近、ハレグゥの方がマンネリだなぁと思っていたら、こちらに作者のパワーが集中しているようですね(笑) 1巻と2巻で、どんどんと彼女との関係の糸に絡まって動きが取れなくなって、これからどうするのだろうと展開が心配になるくらいだったのですが、今回で素晴らしいソリューションで一点突破を図っているなぁ(大笑)。今回の巻では、メインが真琴で、背後霊みたく脳内にいるのが崇になっていて比率も面白いなぁ。次の巻で本当のクライマックスかなぁ。複数のペルソナの使い分けとか、ネカマとかに興味ある人には、すごく楽しめる作品だと思いますよ。人間って一枚岩の人格じゃなくて、こんなにも楽しく生きることができるのかとつい楽しくなってしまうし:-)
百合星人ナオコサン (1) (Dengeki Comics EX)

百合星人ナオコサン (1) (Dengeki Comics EX)

タイトルは百合星人だけど、百合分は最初の一話に少しだけ?で(笑)、あとは作者の好みの幼女分が満タンです。ナオコサンの物言いが、パクマン@ゲノム風味で面白いです、…あぁ女パクマンではありませんから(苦笑)、それは大いなる誤解:-) 主人公の女の子が廃墟好みだったり、その弟がショタ分を補給しています。
誰かがカッコゥと啼く 1 (サンデーGXコミックス)

誰かがカッコゥと啼く 1 (サンデーGXコミックス)

この作品は読む人を選ぶなぁ、『美女で野獣』とは全くジャンルが違うし注意です。作者の元々の出自のホラーとか、ダークファンタジーになるのかなぁ。最初の作品の『外道の書』の方です。どういう風な展開になっていくのかは作者もわからないんじゃないかなぁ(笑) こういう白昼夢を抱くことができる空想力が幅広い人はいいのかもしれない。予定調和とか救いがないかもしれませんが:-)
もやしもん(5)おまけ付き (プレミアムKC イブニング )

もやしもん(5)おまけ付き (プレミアムKC イブニング )

うーん、正直なところ、パワーが落ちてきたかなぁ。アニメ化にも決定したのだけど、作品の主旋律が面白くないのが痛いなぁ、個々の薀蓄や出来事は面白いのだけど。女装子が何をしたいかはわかったけどまだ具体的に未定風味だし、花嫁奪いのための資金作りもそんなまったりでいいの?とか流れが見えにくいなぁ。次巻で大きく変わるのかなぁ? 別作品だと、『週刊石川雅之』みたいな短編は活きていて面白かったけど、中長編の『人斬り龍馬』は読んでいてつまんなかったしな(^^; その辺が心配です。