もっけ@岐阜県養老町 養老天命反転地

■舞台を訪れる際の注意



舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m
当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。

舞台探訪日:2007年5月22日


もっけ」の主人公が住んでいる地域は、作者さんの出身地の栃木市近辺がモデルだそうです(Qさん調査)が、こちらは車で少し遠乗りして訪れた場所の設定になっています。
当初は、こちらは岐阜県だと分かって、あれ?主人公がいる場所って中部地方かな?と色めき立ったのですが、こちらの舞台は飛び地のようですね。


まず、この話に出てくる養老天命反転地は、岐阜県養老町にあるテーマパークです。一言では言い表せない場所です、是非行ってほしい場所です。
製作者は、前衛芸術で名を成していた荒川修作さんです。岡本太郎さんに弟分として可愛がられていたり、2016年ノーベル文学賞ボブ・ディランともニューヨークで一緒に暮らしてたり、紫綬褒章も受章されたそうです。


3巻の#15ウシロガミにて、瑞生が隣のお姉さん啓子さんに連れられて近場の変わった観光地に行きました。啓子さんはどういうセンスなのかわかりませんが、家族連れでも、カップルで行くのも面白いところです。
作中にまず登場した風景は、養老天命反転地の大部分を占める「楕円形のフィールド」です。奥の方から見た風景になます。



養老天命反転地は、どこにあるのか?ってことを少し。
濃尾平野の西にある養老山地のふもとにあります。名古屋から見ると西の山にぶつかるところになりますね。


遠くから見ると、まだよく分かりませんが、一度行った後ですと、特徴的な「楕円形のフィールド」にある緑色の屋根?っぽい「想像のへそ」に気づくと思います。


最寄り駅は、養老鉄道養老線養老駅です。車アクセスの場合は大垣ICからが近いです。
進んでいくといろいろと標識が見えてきます。真っすぐ行けば、親孝行のおとぎ話で有名な養老の滝があり、左手に曲がると、目的地の養老天命反転地になります。


養老天命反転地」と標識を改めてみると、なんともいえない漢字の意味合いの力強さの迫力ありますよね、ドキドキします。


養老天命反転地」入り口で入場券を購入して入れます。ヘルメットを貸し出してもらえますので、女性や子供は特に着用はおススメです。


こちらの注意書きは本当にしっかり読んでおいてくださいね~ 私も滑って転びましたし、気を付けてください(^_^;;;


では、「養老天命反転地」に向かいます、ワクワクしますね!


「楕円形のフィールド」の真ん中の「宿命の家」からの風景です。これはなんだろう?と思いながら、アトラクションのように全身を使って進む必要があり、頭と身体とも楽しめますね。


構図は全く合っていません(笑)が、「楕円形のフィールド」の奥にある屋外のソファみたいなオブジェです、不法投棄ではありませんよ? 屋外にあるだけでも、なんだこれ?状態で面白いです。
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天井にトイレがあるのは、「極限で似るものの家」の天井です。こちらは撮影忘れていたので、「極限で似るものの家」の外観を。
地上と天井に家具があり、とても変わった空間です。
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入り口近くにある「昆虫山脈」です。
ごつごつした岩が連なって、小山になっています。その頂上まで登れます。
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「昆虫山脈」の頂上には、手押しポンプがあります。なんで岩山の頂上に?って思わせ、とても面白いです。
大人でも気を付けて登らないといけないので、自信がないひとは入り口でヘルメットなどを借りてチャレンジしてみてください。
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作中では、こちらで瑞生がトカゲのような大量の勿怪に憑依されかけますが、護法によって祓われていますが、背中をバシバシ叩かれ苦しそうです。
その勿怪が逃げ込むシーンになります。
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手押しポンプは勢いよく水がでます。トカゲのような勿怪は水の怪なのでしょう。
作中では、憑かれやすい体質で迷惑かけた啓子さんに謝ります。本当のことを言えないことと、自分の体質のために落ち込んでしまいます。でも、巻が進むたびに心身とも成長して、乗り越えていく瑞生にとって、こちらの天命反転地は底をうって成長していくための大切な話だと思いました。
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あと、もっけ関連で昔書いた記事もリンクしておきますね。
rosseta.hatenablog.com

rosseta.hatenablog.com


P.S.
この記事は、2007年に東北、北海道と車で旅行した帰りにこちらの養老天命反転地にも寄り、最初に書いたのですが、写真のみアップで終わっていました(汗)ですが、聲の形の舞台探訪でこちらを訪れたので、加筆を行ってみました。
今では漫画の比較画像のキャプ画も漫画本のスキャンではなくて、kindleから作成できるから時代も進んでいますよね~
rosseta.hatenablog.com



■漫画:もっけ(C)熊倉 隆敏
■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています
■文章:Minkyこと、このブログの中の人
■履歴:
2007/5/22:暫定掲載
2016/10/23:すごく久々に…9年ぶりに追記