:浅見光彦シリーズ@東京都北区&豊島区

名探偵の街で謎解きいかが

名探偵の住む街で、謎解きをしながら街歩きを楽しみませんか――。隣接する北区と豊島区の二つの商店街の有志が主催する恒例のミステリーウオークが始まった。今年で7回目。昨年の参加者は2万人を超え、東北や近畿地方から毎年訪れる人もいるという人気イベントだ。参加者同士や街の人とのふれあいの場にもなっている。25日まで。
(岩田知久)

 作家・内田康夫さんの人気推理小説の主人公で名探偵の浅見光彦は、北区西ケ原に住んでいるという設定。兄の家に居候しながら、各地で難事件を解決していく活躍ぶりは、テレビドラマで何度もシリーズ化されている。

 内田さん自身も同区出身。96年から区アンバサダー(宣伝大使)も務める。作品の中には北区の地名が多く登場することから、ミステリーウオークの舞台も浅見光彦が近くに住むという商店街を中心に、周囲の名所などを巡ってもらうことにした。

 地元の霜降座商店街と、隣接する染井銀座商店街(豊島区)の有志8人で「名探偵★浅見光彦の住む街」実行委員会を設立し、区が97年と01年に開いたミステリーツアーを、02年から引き継いだ。
asahi.comhttp://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000805150001

原作の方は読んだことないのだけど、ドラマではどれかを見たことあるはずだよなぁ(^^)
それにしても、熱心に巡る人たちの気持ちは本当にわかります;-) 昨年だけで2万人というのは本当に凄いな、幅広い年齢層の人たちに支持され愛されているのでしょうね(^-^)
そして、イベント内容ですが、かなり本格的ですね。

参加者は、駒込駅王子駅などに置かれた「ミステリー手帖(て・ちょう)」(無料)を入手する。浅見光彦が登場する小説仕立ての手帖には、文字が抜けていたり、指定場所へ向かうようにとの指示があったりする。地図と文中の地名などを頼りに目的地に向かい、キーワードを見つけて15の謎を解くと、一つの文章になる仕組み。どの場所からでも参加でき、自分のペースで進められる。考えながら歩いて、2時間程度かかる設定だ。

 このイベントは、身近な街の歴史や文化を再発見するのがねらい。今回は西ケ原での遺跡の発掘調査や、浅見光彦の母校とされている飛鳥中学校の校庭にある貝塚から、「飛鳥古代伝説」をテーマにした。昨年はソメイヨシノのルーツを探った。毎回、内田さんの監修を受けている。

 実行委事務局の中村歌子さん(50)によると、浅見光彦ファンクラブの人が全国から参加するほか、毎年グループで楽しむ東京、和歌山、秋田、青森の人もいる。見知らぬ参加者同士が助け合い、「手帖」が目印になって地元の住民が声をかけて道を教えてくれることもあるという。
asahi.com:同上】

JRなどがよくやっている観光地の探偵モノのミステリーツアーよりも、謎の数が多いのですね、一日がかりになりそうだ。原作者に毎回監修を受けていて力の入れようが凄いから、毎年参加する熱心なファンの心をくすぐるのでしょうね。実行委員会はよい仕事をしていると思います、GJ(^-^b