:かみちゅ!展 上映会@尾道

再び、尾道へ!
一週間前に、かみちゅ!展を訪れ、あの来福神社のモデルとなった御袖天満宮の境内で上映会もあると知り、本日は大阪から高速道路で車を飛ばして再びやってまいりました(^-^) 出発した大阪では土砂降りの酷い雨でしたが、尾道に近づくにつれて雨も止み、空も少し明るくなって、非常に喜んだのを覚えています。尾道の神様の一柱になっている、ゆりえさまのお力なんでしょうか;-)*1
なお、8月16日に訪れた、かみちゅ!展のレポは次にになります。
かみちゅ!パネル展@尾道


まずは、お馴染みの港、商店街付近の散策を行ってみました。尾道側の福本渡船です。今回宿を対岸の乗り場そばの河野温泉という旅館に泊まったので、車で何度も往復することになり大変お世話になりました。やっぱり渡るのは基本ですよね(^-^) ゆりえちゃんや光恵ちゃんは通学に使っているシーンは多いですし、待つ時間もかからず乗れるので便利です。車で初挑戦だったのでドキドキでしたがw


DVD二巻のパッケージのイラストの場所で、今回のクリアホルダーの縦型版でも出ているベンチです。この辺りで休んでいたら、同じように巡っている方々を目にしました。その中で埼玉から来られた方といろいろ楽しくお話をさせて頂きました。奇遇なことにこの方とは上映会後や次の日も偶然出会うことになりました。さすがかみさまを取り扱った作品ですので、ゆりえさまの縁のお力でしょうか:-)


物の怪っぽいのだけど(まぁオバケだけしw)、にくめない笑顔を振りまく、この子にも御挨拶w もう商店街の顔になっているような気もしますよね。そういえば、オバQのアニメも見てない世代も多いのでしょうか〜*2


そして、かみちゅ!展にも再び足を運んでみました。上映会もあることから、私がいた間だけでも一週間前よりも多くの来訪者が入れ替わりで来られていました。そして、前回お話したボランティアの係員さんともまた少しお話をしました、私を覚えて下さっていて嬉しいかったですね(^-^b それから、少し展示物が代わっていたので撮影してみました。


ゆりえさま達の御尊影ですね;-) 今回はフィギュアが新たにお目見えしていました(^-^b


また、前回と絵コンテ集の開いているページが異なっていました、毎日見開きページを変えていたのかもしれません。簡単にデフォルメされている三人娘も可愛いものですよね(^-^) この祀ちゃんは金儲けなど考えていなさそうなピュアな感じですね(笑)



そして、待望の夜がやってきました。上映会は屋外で開催される&夏のため、20時以降に開演です。この風景は向島の福本渡船近くからの撮影です。夜景も素晴らしいですね〜


御袖天満宮の参道の入り口です。私たちは出遅れてしまったので、20時ちょっと前に到着しました。辺りはかなり暗くなっていて登るには少々心細いですが、神社の方から賑やかな声やスタッフの場内アナウンスなどが聞こえてきて、参加者の私たちも気が焦りましたw


まずは、参拝〜 こちらでは二礼・二拍手・一礼ですね。
御袖天満宮は、“天満宮”と名前を聞いて分かるように学問の神様の菅原道真を祭っている神社になります。普通は分霊した神社が多いのですが、こちらの神社ではより深い縁起があります。菅原道真が政争に敗れ大宰府に降っていた際に尾道に立ち寄ることになり、地元民から食事や酒を頂いたことに感謝して、自分の着物の袖を破り絵を描いて与えたということで、袖が御神体になっています。そのため、“御袖”という名前だそうです(^^) 第7話で神様たちから歓迎会を開いてもらったゆりえちゃんですが、成績向上のために学問の神様を探しました。でも、「菅原くんは欠席です〜」という返答でがっくりです。モデルになった神社のため、登場の機会がなくなったという暗喩でしょうかw


境内にシートを敷かれていて、スタッフ発表によると200人くらい人数*3でほぼ満員で視聴になりました。もちろん会場内は真っ暗です;-)
実は人間以外にも、かみちゅ!世界のように物の怪の人たちがわんさか周りにいそうだなーとか想像してみましたw


まだ開演前です。ちょうどエンドレスでかみちゅ!OPが流れていました。どうもその前には、“尾道どうでしょう”という同人作品も上映されていたようです。
尾道近辺の県から参加されたファンもいれば、遠方からのファンも少なからずいたみたいです。次の日に何度かお会いした三人組の方は東京、横浜から来られていました(^^)
そして、地元の一般市民の方も結構参加されていました。社務所のところにはスタッフの関係者の方、親族の方が固まって座っておられましたし、近所の方々もシートにちらほら座っておられていました。
また、天候は曇りで雨の心配はなしでした。蒸し暑いのかなと思いましたが、かなり涼しくてときどき風も吹き気持ち良い天然クーラー状態でした。蚊取り線香なども配置されていて、それ以前に蚊もいなかったように思いました、過ごし易かったですねぇ。


今回開催にあたって、スタッフの中心となった方のお話。名前失念&写真ぼけですみません(^_^; 今回は尾道の地元の方々、特に神社、商店街、青年団の方々の協力で実現できたとお話がありました。ファンとして本当に感謝多謝ですねぇ。
そして、上映中のアニメは撮影禁止の説明と、あとのお約束は映画館と同じです、大きなお友達(だったかな?)ならわかりますよね、で一同笑いが起こりましたw ルールは御注意〜
引き続いて、御袖神社の宮司さんのお話もありました。登場にさらなる拍手で参加者は迎えました。宮司さんより、このような上映会も開催できたのも縁がなせることです、とありがたい言葉を頂きました。確かに、そうですね;-)
ただ、お二人ともライトアップされていたわけでもないので、真っ暗でお顔が拝見できず残念でした。でも、昼間参拝したり夕方から待っていた参加者さんはお会いしているでしょうね。


そして上映会が開演しました。
上映は、TV版1,2,12話でした。説明する必要もないとは思いますが(^^;、1話はゆりえちゃんの神様の力を調べようとして台風を呼んでしまう話、2話は来福神社の屋島さま探しに神の世界にゆりえちゃんが行く話。12話はバレンタインデーで告白する話です。アニメファンとしては、他にもいろいろ良い話があるのにー無理矢理だーと思えるかもしれないのですが、上映会としてまとめようとするとこのようなセレクションになってしまうのでしょうねぇ。ゆりえちゃんにどうしてクラスメイトや地元の人たちが協力的で愛されているのかが、アニメ初見の方に伝わるのかも少し心配にも思えました。でも、まぁ興味ある方は是非DVDレンタルもされて見て頂きたいし、関連商品を御購入して頂けるといいですね、要は今回はきっかけですから(^^) 縁は重要ですね〜


上映会の模様を雰囲気伝わるようにいろいろ書き出してみました(^^)

  • まず、野外の上映会ということで、映画館では味わえない自然BGMがいろいろありました。 リンリン鳴く虫の声や、時々セミの声、蛙の声、電車の通る音、遠くで花火が炸裂する音、救急車の音。面白い効果BGMでした;-)
  • みんな胡坐をかいている中で、正座して見ている方もいらっしゃいました。やはり、かみさまアニメだからでしょうか、または敬愛するゆりえさまの御前だからでしょうか(^^)
  • 『テレビの前では画面から離れて部屋を明るくしてご覧下さい』というテロップには、会場から暗いよ〜って突っ込みや笑いも聞こえましたw
  • TVのオンエア版ですので、DVD版とは違っています。私はDVDで直前に見直したのでカットされたシーンがなんとなくわかりました。2話の、ゆりえちゃんが体操服を貸すシーンとか、神様世界に入ったシーンと狸船頭とのやり取り、12話のチョコを猪鹿蝶やタマにもあげる話をするシーンなどでしょうか。
  • 2話での、八島様をおいでませーと、祀ちゃんとみこちゃんが言うシーンで、神社のワンちゃんが急に吠え出しましたw 友人ときっと八島さんはいないって犬和尚が言っているんだろうとか話しました;-)
  • 1,2話で神社が登場するシーンでは、皆さんが周囲を見回して、神木、絵馬などなどを探してキョロキョロしていて、あぁここだここだと再認識して楽しんでおられましたw 私もそうでしたw 実在の神社で上映会を行うならではですねぇ、ご当地限定です(^-^b
  • 地元の方で特に神社関係の方々?には、作中のダメ宮司さんなどのシーンで笑いが起こっていましたw 特に1話の野菜作りしようと鍬かついでいるシーン、2話の宮司引退して野菜作りに専念する宣言するシーン、祀ちゃんが借金の差し押さえ品を見せるシーン、12話の祀がチョコあげる相手いないと父親に言うシーン。宮司さんの人柄とも対比して、地元の方特有で楽しめたようです:-)
  • あと地元の方がうけていたのは、祀ちゃんと光恵ちゃんとのやりとり(2話の蚊で叩き合うシーン)とか、12話でチョコ受け渡しでタマがしゃべったり二本足で歩いているシーンw 特に後者はびんちゃん(貧乏神)がタマに入っていることを知らないので余計驚いていましたね〜、作中のクラスメイトが驚くのと同調していましたw
  • 12話のゆりえちゃんがチョコ渡し&告白シーンでは、会場内の空気が張り詰めました! 雑談もなくなって全員が見入っている雰囲気が伝わってきます、こういう共有感がたまりません!
  • そして、大団円のチョコ渡し&告白成功の後に生徒たちも拍手するシーンで、会場からも自然に歓声と拍手!がわっと沸き起こりました! 今回参加して一番良かったなぁ、全員で共感できたな〜と感動できました!(^-^)


上映終了後に、主催者さんから本日の参加の感謝のお話と、気をつけてお帰りくださいの言葉がありました。
その後に、観客から自然と、ありがとうございましたーと拍手が起こり、スタッフの方々に感謝の意を伝えることができ、良い雰囲気に包まれました(^-^)



そして、物販関係です。かみちゅ!展(商店街のパネル展)で販売していたポスター、クリアホルダー二種類はここでも販売されていました。
また、ジュースやビールにも、“かみちゅ!”というシールや、キャラのシールが貼られていて販売されていました。祀ちゃんのよう商売上手で、かみさまプレミアム価格で売っているわけではなくて、通常のお値段でした(^-^) でも、上映会後には、『シールが余っています〜、ジュース買ってくれた方に先着で差し上げますー』と案内したら、即完売でしたw やりますねぇ;-) 上映会後でも絵馬が販売されていたようですね。


ビールや発泡酒も販売されていましたね〜 あのクリスマスの話のように、祀ちゃんっぽく神社なら日本本来のお酒のお神酒に使う日本酒を売るべきだわ!とか言って日本酒を売るべき?wとか思ったりしましたが、夏の夜はビールが美味しいのですよね(*^-^*)


友人に買ってきてもらいました〜 私は車運転なのでこれだけで今は精一杯(^-^)


終了後は会場内が照らされたので、地元の方は若い方からそこそこお歳を召している方まで参加されているのがわかりました。ファンは男性がやはり多いですねぇ。ファン同士も見ず知らずの方でもどちらから来られましたか?とか絵馬は凄いうまい絵がありますねぇなどと会話が盛り上がっていました。
すぐには会場を立ち去らずに、上映会の余韻を楽しみつつ、会場内の写真を撮っている人がいたり、絵馬を見入っている人も多かったですね。神社の賽銭を入れてお参りしている人も少なからずいました。私もやりました;-)



こちらの絵馬を掲げるところは、通常の方用とアニメファン用に掲げるところが分かれているんですねぇ。それにしても愛のある絵が多くて、目を楽しませてもらえました(^-^)






今回の影の主役のプロジェクターですね。実は、ゆりえちゃんからあの神様や物の怪が見える眼力の御札を貼ってもらえば、プロジェクターの神様がフゥーと一息入れているのが見えるのでしょうか(^-^)


上映会後は、『尾道どうでしょう』という、かみちゅ!ファンの方の製作のビデオが流れていました。パネル展にあった人形はここで使われていたのですね(^^) 『尾道どうでしょう』については、てぃるとろんさんの下記のブログを御参照下さい(^-^b 私もまだ持ってないので、手に入れたいものです〜 なお、作者のてぃるとろんさんは、今回のかみちゅ!展や上映会を企画した主催者さんです。尾道に愛があるゆえの行動は本当に凄いものです(^^)
“尾道どうでしょう”(てぃるとろんさん)




夏祭りが終わったように、楽しかった余韻を持ちながら、徐々に帰る方がいて、最後にはスタッフが残って後片付けを始めておしまいという感じでした:-)
本当に楽しい夏のお祭りでしたね、本当にありがとうございました!




こちらからはおまけの画像です^^; 次の日に舞台を散策しながら撮影したものなどです、お時間あればどうぞ〜


まず、またまた持ってきていたTシャツが花札模様で、背中が“亥鹿蝶”でした:-) 全く気づいていなかったのですが友人が教えてくれました。ゆりえさまにお願い事を配達してくれるあの三人組は結構好きなので上映会でももう少し出番が欲しかったですねぇ、DVDに収録されている12話では、ゆりえちゃんからチョコをもらえると知って喜ぶ三人のシーンが出てきたのに、TV版なのでなしでした、残念^^;


習字の筆と書道部部室のツーショット:-)
参加された方は、上映会の感動をみなさんそれぞれどういう文字で書き表しますか?(^^)
私は『次こそはゆりえちゃん祭りを!』でしょうか!?w


尾道の各地にポスターが貼られていて、神社参道の途中の倉庫のような小屋にも貼っていました。ポスターと町並みの風景がまた合うんですよねぇ〜(^-^) 神社境内ではみかけなかったので、ここでパチリ。


コミック一巻の表紙イラストに合わせてみました。が、後でよくみると方向が全然違っていますね^^;


昨夜突然ほえ始めたワンちゃんです、神社で飼われていたんですね。昨夜の上映会の後片付けも終わったので境内の方に繋がれていました。かなり人懐っこいのですが、宮司さん曰く、『咬むよ〜(笑)』だとかw とりあえず頭をなでました(^^) 眉毛の辺りの斑点がタマっぽいですね;-)


御袖天満宮の参道途中の休憩所にて休んでいて、かなり人懐っこい白猫が寄って来たので、勝手にタマと名付けました(^^) コミック版のタマはなんか凛々しいですね:-)


友人のデジカメの紐がかなり気になっている様子でしたねぇ〜 『タマ〜』と呼びかけたり、『びんちゃん〜』と呼びかけても遊びに夢中で反応なしでした(笑)さすがに二本足では歩いてくれませんでしたしw


本編ではそんなに進展のなかったこの二人。章ちゃんのお姉ちゃんは告白して大願成就したのですが、彼は奥手過ぎる^^; この絵馬は本殿近くにありました。


そこで、DVD追加話に出てきた駆け落ち!?話*4の公園も訪れてみました。福山駅そばの福山城の東側の公園になります。


というわけで、駆け落ちの話のように、たいやきを持参して、作中同様に尾の方を少なめに分けてみたり…w 頑張って欲しいものですね:-)
あと、福山城城内はカップルが語り合っている姿も少なからず見かけますねぇ、それから駆け落ち話が生まれたのでしょうか、オーディオコメンタリー*5はまだ見てないので確認したいですね;-)



今回、尾道かみちゅ!展では、開催するためにいろいろな地元の有志の方々の頑張りがあって、私も一ファンとして参加させて頂き、楽しい時間を過ごせました。また、地元の方や各地から馳せ参じたファンの方々ともお話ができて楽しかったです。
特に、かみちゅ!展では、熱心にパネルを見ている地元のお爺さんに『神様で中学生なので、かみちゅっ!なんですよ〜』と説明しましたら、『ほぉーそうかそうかーこの子がのぉ(笑)』と楽しまれていましたね(^^) その一方で、尾道の方は、昔から映画の舞台などの観光地*6
だけあってご理解が早いな〜とも驚きました;-) 一般観光客の方にも、お寺近くで通りの写真を撮っていたら何かの名所なのですか?とよく聞かれて、説明しましたしw いろいろなコミュニケーションが楽しかったです:-)*7




ではまた、何かの機会に尾道は再訪したいと思います(^-^b 展望台から見たこの風景を再びゆっくり眺めたいですね;-)



■更新
30日:書き忘れていたことや後で知ったことなどいろいろ追記など

*1:この日と次の日は尾道を含む西日本は好天だったのですが、残念ながら東日本の悪天候のため新幹線が大混乱していましたね^^; 尾道に来られて新幹線で帰られた方は大丈夫だったのでしょうか(汗

*2:と思ったら、オバケのQ太郎は三回アニメ化されていて、1965年(白黒)、1972年、1985年にそれぞれ放送されたそうです。なので、80年代設定なのでゆりえちゃんも最新作のは見たかもしれませんねぇ:-) あと、この遊具は多分年季の入り具合から考えると二作目辺りに作られたものではないでしょうか、今年で36年前かぁ〜

*3:追記の際に修正しました。会場内で聞いたときには120人でしたが主催者さんの記録だと最終的に200人になっていたそうです。どちらにしても大人数ですねぇ〜

*4:DVDでの第11話『恋は行方不明』です。

*5:DVD特典の製作スタッフや声優陣の座談会風の雑談ですw 凄く楽しいのでTV版だけしか見てない方は是非DVDでも堪能して頂きたいです、アニメ本編そのまんまずっと作品に関係あることないことを雑談していますw

*6:説明するまでもない有名な話ですが、大林宣彦監督の尾道三部作の映画が昔から知られていますね、『転校生』、『時をかける少女』、『さびしんぼう』になります。ちょうど、かみちゅ!は1980年代を想定しているので、上記映画の時期とも重なりますよね。

*7:逆に一般観光地の場所を質問されて、即答できず観光パンフで説明したしました。舞台の場所でしたらすぐわかるのに!w 観光客さんの言動を見ていると、特に決まったルートを決めずにその場その場で次はどこに行こうかな?と決めている仕草が多かったですね。路地の雰囲気を楽しみながらゆっくり散策できるのが尾道の魅力の一つなのでしょうね〜