青の橘花@福岡田川&熊本荒尾

今回は福岡の私の故郷近くの舞台探訪です:-)

今年一月の帰省の時に、直方を中心に回りました。ところが、大阪に戻った後に読んだ最終回には故郷の石炭資料館も出てきたのでなにぃ!?とこの夏訪れたわけですw
今回は探訪レポではなく、旅行記の紀行文程度であっさりと。レポは改めて後日〜って第三話以降書いてないのでまとめて書かなければ(^^;

ご参考に、以前のレポはこちらになります。
■[史跡] 青の橘花@福岡直方
■[史跡] 青の橘花 第二話@福岡直方


実家近くの田川石炭資料館にやってまいりました。まさか故郷で探訪することになるとは思いませんでした、直方でも十分近いのですが(^^; 他に故郷をモデルにした作品の一番近いのは、青春の門しか知りませんw 漫画版のスケッチブックには田川の地名がちょっと出たこともありますね。
さて、真夏の暑い中やってまいりました。お盆で帰省中でして、14日のことになります。自分から訪れたのは初めてかもしれません(^^;


ボタ山のモニュメントと炭坑節発祥の地の碑ですね。福岡県知事の麻生さんの題字のようですね。


続く!

こちらは田川石炭資料館内に残る二本の煙突。縦坑に降ろす籠の蒸気用だったそうな。


福智山ダムの水を炭鉱跡を使って、水を抜こうとしていたテロリストがいたところ。実際はかなり遠過ぎるけど(十数キロ)、作品内に登場させたのは凄く面白いよなぁ。


上記のアングル撮影のため、足を運んでみてやっとわかったのですが、その背後にはアルクベインが登場した岩場もあるわけですね!確かに構図的にヒーローが登場しそうです:-)


そして、縦坑へ籠を下ろすための櫓。作中でこのアングルに出てきます。とりあえず、ドイツ娘の二巻表紙〜この近くでアルクベインがボコボコにされかけるのだけど、しっかり勝利します:-)


石炭記念公園からも見える故郷の山、香春岳。一の岳、二、三の岳とあります。
ですが、一番高かった一の岳はセメント用の石灰石の露天掘りのためにかなり低くなっています。私の小学生の頃に比べても3,40mは低くなっています。石炭の次の鉱業としての使命とはいえ、寂しい限りです。
ちなみに、「炭坑節」のふるさとでもあって、この香春岳も歌の中に出てきますよ〜、この地域での盆踊りは炭坑節がメインです、私もよく踊りました(^-^)


館内にあった、川渡り神幸祭の山車です。5月に地元で開催される一番大きなお祭りです。


同じく館内にあった映画館の遺物。と言っても、私の子供時代に最後の映画館がなくなったときのものだなぁ、上映物がもろそうだものなぁw
今はシネコンとかで復活してそうだけどどうだろ?


んで、田川での取材はここまでで残りは、ずっと南下して福岡最南端のお隣の熊本の荒尾市入り。


荒尾市万田坑の跡へ。11年前まで九州最後の炭鉱として現役だったそうです。この中に、青の橘花の最終回の、ダム湖底にあったという炭鉱跡の建物のモデルがあるわけです。
…が、来年春まで耐震工事のため入れませんでした…orz 事前に電話で問い合わせて工事中というのは知っていたのだけど、立ち入り禁止までとは(^^;


周囲の塀を回って、なんとか作中と同じアングルを見つけて撮影。
こちらは一巻の橘花! 最終回の戦いの場ですしね:-)


他のアングルは撮れないかなぁ?と車でぐるりと回って、廃線跡から数カット撮影。どこ?って感じの建物ですね。


この辺にまだまだ作中の数カットあるんだけどなーーーー!!!残念無念!
というわけでまた来年夏ですね。次は熊本市も込みで南下しようかなぁ。


万田坑の資料館にて、炭鉱マンだった語り部のおじいさんからいろいろ話を聞かせて頂く。なかなかお話好きだったので、これはいっちょ聞いてみるかと、コミックの数カットを見せると、大喜びしてくれた。
「この作品の舞台は直方なのですが、直方には縦坑櫓が現存していないので…」と説明していると、「あぁ、なるほど、ここの櫓を借景したんやな!」と阿吽の呼吸でご名答:-)
中で探せなかったシーンの建物のいくつかもお見せすると、「あぁここはあるよー」とかw うぅやっぱりあるのかー、次も来るぞーw


んで、「ここは怪人20面相でもロケきたよー」とか言われたので、昔の白黒番組の特撮?をここで撮影したのかいな?普通は都内とかだけど…?とか思っていたら、このポスターがw あぁ、昨年の映画のロケで使ったのか(^^)


おまけ〜
こちらの看板はいつか撮りたかったもの。
ガーくんだよなって思った羽のある犬。
羽犬塚というところがあって、羽のついた犬の伝説があったそうです。


というわけで、九月には青の橘花のレポをまとめたいと思います。アルクベインにて出てきた直方分は取材できてなかったり、フェリー乗り場も未発見のままだな(^^;