Kanon&AIRの舞台にエアタグを貼ってみた@iPhoneセカイカメラ

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iPhoneに新アプリとして24日にリリースされた「セカイカメラ」は面白いと思い、自分の趣味の舞台探訪に活かせないかと、フィールドテストを兼ねて試行してみました(^^)


まず、セカイカメラが面白いって思ったきっかけがあります。2007年に放送されたNHKアニメの電脳コイルでは、電脳メガネと呼ばれる装置によって電脳世界が現実世界に重ねて見ることができ、操作できる世界背景でした。私はかなり面白く感動した覚えがあります。具体的には、PCやネットなどの機能や情報を使いやすく身に付けることができる“ウェアラブルコンピューティング”や、現実環境にIT技術により情報を付加する“拡張現実(AR:Augmented Reality )”などはいつか実現できるといいなぁって思っていました。そうしたところ、iPhoneアプリの“セカイカメラ”は、AR技術が簡単に手に入るようになった先駆けだな!ともう実現したのか驚きました(^-^b


セカイカメラは、エアタグと呼ばれる、現実世界の地点に情報のタグを付けることができます。具体的にはText情報のタグや、写真の画像情報のタグを付けるものです。iPhoneやiTouchのセカイカメラを通して、自分がエアタグはもちろん見れますし、他の方が付けたエアタグももちろん見れます。詳しくは“セカイカメラ”や“エアタグ”で調べてみてください(^^)
東のエデンでも同じような技術を作品中で使われたそうなのですが、私はよく見ていないのでよく知りません(^^;


というわけで、舞台探訪が趣味の私は、作品の舞台にエアタグを付けてみようと思いました(^^)
大阪在住の私がやってきたのは、京阪守口市駅の駅前になります。こちらは説明する必要もないですね、Kanonのベンチの風景のモデルの地になります。一応駅前という公共の場所であり、私有地などではないため付けてみましたが、まずかったらはずそうと思っています。


まず、文章エアタグをベンチ付近に付けてみました。京阪守口市駅の二階から見下ろすとこのように表示されました。『Kanonの舞台』というエアタグがふよふよと空中に浮かんでいます。


そのエアタグをつついてみると、このように私が事前に書き込んでいた詳細情報が表示されました(^^)


そして、いつものお馴染みの風景ですね:-)


一方、画像エアタグを上述の風景を眺める場所に貼ってみました。こちらもふよふよと浮いています(^^)


誤差は10m程度ある場合があったり、急に精度がよくなったりするようで、バス停乗り場付近まで移動していることもありますw WiFiもあるとより精度が良くなるそうですが試せていません。でも十分この精度でもいろいろ使えそうです。


画像は、2000年に発売された「かのうぉ」内のお馴染みの風景をあゆが駆けているシーンです。DVDジャケットのベンチ前の名雪のシーンか、退院したあゆがベンチ座っているシーンがいいかなぁって思っていたのですが、すぐ手に入りそうにないのでこの映像で(^^)


詳細表示した画像を実際の風景と見比べることができるのはいいですねぇ:-) 積極的に作品の舞台として盛り上がっている地域などでViewerをiTouchを使うことで活用できそうですね。先日行った、サマーウォーズで盛り上がっている上田市などもいいかもしれないですね、OZの世界をちょっぴり再現したり、アバターが道端にふよふよと浮いていたりとかw


あ、一応、こちらが「かのうぉ」です。いわゆるファンブックですね(^^)


そして、駅前のベンチから陸橋を登り、南に行くと、真琴がピロを投げ捨てたw場所になりますw こちらにもエアタグを設置してみました。


この下は車道になっています、作中ではピロは車の荷台に落ちて行ってしまいます。作中では主人公に怒られた真琴は必死にピロを探すわけですね。


この場所から、駅の方を見ると、三つのエアタグが見えますね。既に説明済の設置したものと、既に地図情報から設置されているエアタグになります。


そして、大阪市北区の淀川沿いに移動してきました(^^)
こちらにはAIRのオープニングで駆け足で登るような始点で歩道橋が出てきます。京アニアニメ版ではこちらがモデルになっているそうです。まず文章エアタグを設置〜


つついて詳細を見てみると、こんな感じです〜


さて、登ってみましょう〜 脳内BGMはもちろん♪


登りつめてみました。


この場所に、画像エアタグを設置してみました。


つついてみると、ぐっと近寄ってきて…


詳細表示になります:-) 最初のBD-BOXの観鈴ちんの画像にしてみました(^^)


当初は午前中に出かけて、さらに京都南部の神奈備山に登り、神奈さまのエアタグを設置したり、木津川付近にも移動してCLANNADまたはけいおん!のシーンのエアタグも面白いなーと思っていました。が、iPhoneOS3.1のVerUpに失敗しまくって、3.1必須のセカイカメラ使えないという状態でした(苦笑)、いろいろ試しましたが結局はAntiVirusが邪魔していましたorz


最後は淀川の土手から夕陽を眺めました。とても天気の良い気持ちの良い日でしたね(^-^b


使用感としては、WiFiがあれば精度があがるそうですが、誤差が3〜10mくらい出ることがあるみたいです。近付きすぎると、エアタグがどこにあるのか一瞬戸惑いますw
それに、バッテリーの減りが激しかったですね。具体的に計測していなかったので定性的な感想ですが(^^;


それから、使用する際にはIDを登録する必要があります。IDとPasswd、とメールアドレスですね。Profileも設定できますよ。


最後にですが、使い方の用途はこれからどんどん広がっていくとは思います(^^) 置き手紙のように使ったり、観光地訪れた記念にメモ書いたり(あまりに増えると大変ですが…時限で消えるってのも欲しいかも?)、ちょっとしたオリエンテーリングに使ったり、屋外イベントでの情報提示方法…etc いろいろありそうですね。
ただ、良識を持って使わないとストリートビューの騒ぎのようなことにもなるかもしれませんね(^^; 例えばお店の感想貼り付けとかも難しそうですねぇ…、お店から削除依頼来るかも(^^; 気がつかなければ、情報弱者として…うーん、とか(^^;


でも、総括してみると、かなり面白いものなので、使い方はいろいろこれから創造されていくのだと思います。楽しみです(^^)