石清水八幡宮

この日はOMMにて関西コミティアが開催されていましたので、お目当てのサークルさんで同人誌を購入しました。その帰りは京阪だったわけなのですが、あまりにも天気が良くて、これはどこかに行くべきだろうなぁと思いましたので、最寄り駅オーバーランして、八幡市駅に到着しました。


目当ては、前々から参拝しておきたかった石清水八幡宮です。大阪と京都の境に位置して、古来から参拝されて徒然草にも出てきますし、徳川将軍も参っているところですね。個人的には、大阪城落城の様を描いた屏風の中にも出ていたのが印象深いです。あと、それともう一つ参拝したかった理由がありますが、それは後述にて:-) 今回は何かの作品のモデルというのはなしですw


まず、男山の山頂に鎮座していますので、1.歩き、2.車という選択肢ありますが、今回は3.ケーブルカーに乗ってみました。八幡市駅から一度出て、1分もかからずに到着できます。


こちらのケーブルカーは京阪が運営しています。車内アナウンスでも同じでしたねぇ〜


車内はこのように斜面に沿って座席があります。運転席そばには石清水八幡宮のお札がありましたよ:-)


男山の駅までは4,5分?ですぐ着きました。途中トンネルを潜ったり、降ってくるケーブルカーと行きあったり、途中の展望も素敵でした。


ケーブルカーの駅から7,8分ほど森の中を歩いて向かいます。ちょっとした森林浴も楽しめました。


途中に良い感じに朽ちた土蔵が…うわぁ、これは何か絶対封印されている・・・よな?w
うしおととら”や、“蟲師”を思い出してみたり:-)


駐車場そばの広場には、塔のようなモニュメントがあったり、何かの作品に出てくるかもなぁ〜?と考えるのは、舞台探訪脳w


こちらの鳥居から向かいます。
本当は土蔵近くからショートカットできるのですが、せっかくなので(^^)


参道の石灯籠は全て寄進されたもので、年代を見てみると興味深かったです。江戸時代のものが多いように感じました。


到着しました。晴天なので気持ちよくて、参拝者もほどよくおられたので、私も参拝しました。



こちらは絵馬ですね。右の写真のように変わった絵馬がありました。なんでしょうか?答えはすぐ後でw


キティちゃんの神社巡りという本も出ているのですねぇ〜これでまわるのは歴女とも違うしなぁ、どのような層の方が回るのか逆に気になりましたね(^^;


塔のようなモニュメントまで戻ってきて、その近くに探しているものがありました!
そう、エジソン記念碑です!
白熱電球のフィラメントをこの男山の竹を原料にしていたそうで、金属材料に変わるまで使っていたようです。そのような縁で、この碑があります。碑の背後には竹が青々と繁っているのがとてもいいですね。 

というわけで、私も電気技術者の端くれなので、ここは一度訪れておきたかったわけです:-)


そうそう、最近設置されたのでしょうか、電気関係ということで、電気自動車充電スタンドもありましたよ。まだ使った人って少ないんでしょうね(^^;


こちらはケーブルカー乗り場近くの展望台です。素敵な青天でしたので撮影のため立ち寄りました。


こちらの北側の風景は長岡京市方面になります。真ん中の下辺りが木津川、宇治川桂川の合流した淀川になります。その奥の左手の山は、かの有名な天王山です。本能寺の変で主君織田信長を亡き者にした明智光秀の軍が、中国大返しの神速で戻ってきた秀吉軍と戦った場所がこの辺り一面になります。結果はご存知の通り、秀吉が勝利して天下人になったわけです。そのため、「天下分け目の天王山」と呼ばれるわけですね。

天王山にも数年前登ったことあります、説明看板もあってわかりやすく面白かったです。誤解されるのが天王山を陣地として確保した方が有利で決着の一因になったという話もときどき目にしますが間違っていて、実際は右手の平野部の戦いが主戦場でした。淀川と天王山の狭い部分をおさえず、秀吉軍よりも兵数が少ない明智軍が鶴翼の陣のように迎え撃ったのが敗因なんでしょうねぇ。


こちらは東側の風景には、木津川の流れが見えますね。ちょうどその辺りは京アニがよく風景として使っている場所でして、「CLANNAD AFTERSTORY」、「空を見上げる少女の瞳に映る世界」、「けいおん!」などに出てきましたね。


というわけで、これで日本三大八幡宮の四社を制覇しました(^-^b 家系図によると私は清和源氏の末裔らしいので、一応八幡宮は参拝しておきたかったわけです〜(^^)
その四つとは宇佐神宮(大分)、石清水八幡宮(京都)、鶴岡八幡宮(神奈川)、筥崎宮(福岡)の四社になります。三大なのに何故四つなのかは私は知りませんw
次は下から階段を登って参拝してみたいですね。もう徒然草仁和寺の法師のように、勘違いすることもなさそうですしw