ほしふるツアー@富山県氷見市

ほしのふるまち―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (1) (ヤングサンデーコミックス)


ほしのふるまち [DVD]

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漫画「ほしのふるまち」が実写映画化し、その舞台となった氷見市の各地域のロケ地を巡るツアーが開催されました。
主催は氷見市商工会でして、他にも薮田の自治会長さん、ほしふる応援団長さんの土産店 勘右衛門さんも協力されていました。


イベントはこの告知ちらしで紹介されまして、他には新聞にも掲載されたり、ちらしのPDFでネットで募集されたそうです。
総勢三十数名だそうです。なぜこの人数に抽選枠を絞っていたのがわかったのはロケ地ツアーの移動手段などで分かりましたw
私も応募して見事当選しました。遠方からの参加者は大阪からの私が一番遠くでしたが、ツアーの途中で参加者さんとお話しをしたところ、氷見市高岡市だけでなく、広く富山西部の砺波市や、富山東部の立山市や上市町からも参加されていましたね。


集合は氷見駅の前に8時半でした。県外者の私はさすがに間に合わないので前日入りして高岡で宿泊していました(^^;


受付場所には、劇中で使われたよく故障していた(笑)、恒太郎が使っていた自転車が展示されていました。


こちらは今回のツアーの資料や、ご当地お茶など入っていたほしふるちらしで作成された手製のバッグです。持ちやすくていいものでした。


集合して説明後には、出発まで時間がありましたので、駅付近の周囲を散策です。
こちらは漫画作中の最初の話で出てきた自販機ですね。


中に広告が入っていました。原作者の原先生も連載時にはこうなるとは想像つかなかったでしょうねw


折り畳みます〜
こちらは映画劇中に出てくる喫茶店X。X Japanが好きだからだそうです。 劇中では変わった名前だよなぁって見ていましたが本当にそのままでしたw



氷見駅構内には、ほしふるで撮影で実際に使用されたものが展示されていました。


学校での動画色々ですね。天文学を目指す事になった星の図鑑もありますね。



劇中では、恒太郎の母親がかなり最後のクライマックスで決めていたので存在感が大きかったですねぇ。


次は、恒太郎の下宿先や、なぎさの実家があるロケ地の薮田に移動します。
移動手段は、現地のバスです。劇中を味わってもらおうと言う計らいなのですが、まさか路線バスを使うとは予想外でしたねぇ(^^)



薮田のバス停に到着です。
あいにくの小雨でしたが、徐々に晴れてきました。


バス停前で自治会長さんによる薮田地区の説明です。


道路の反対側の海際のバス停はこのような感じで、今回のツアーのためにのぼりが立っていますね!


バス停から南を見ると、後で出てくる垂姫伝説の舞台の岬が見えますね。


バス停の中は、パネルが設置してありました。
そして、アニメ作品true tearsでも最終話のクライマックスに出てくるバス停としてもファンには有名ですね。


バス停の北側にはバス停のロケ地を紹介する看板と、自転車が!


この自転車は、渚ちゃんが通学などに使っていた自転車ですね。


サドルには渚役の山下リオさんのサインがありました!(^-^)

●薮田地区

バス停そばから集落の方に歩き、劇中では通学路として使われた里山そばの道を歩いてみました。


こちらにも、ロケ地を紹介する看板が設置されていました。ロケ地を訪れるファンには嬉しいですね〜


田んぼには既に苗が植えられていて、里山の風景とマッチしていました。


こちらは、恒太郎くんの下宿先と渚の家のロケ地です。右が恒太郎くんの下宿先で、柴田理恵さんが熱演している叔母さんがいますね。左側は渚ちゃんの家で、二階からの渚ちゃんの部屋は恒太郎くんの部屋がすぐ見えるという漫画などでは良くある設定ですね、でも実際にロケ地で同条件というのは珍しいのかも(^^)


下宿先の劇中の画像ですね。ツアーに参加されていた富山地元の方々が、富山出身の柴田理恵さんの方言の自然さを絶賛していました。正しくは氷見弁だそうですが、私には細かい区別がよくわかりません、すみません(^^;


自治会長さんによると、家の中の撮影のために、お住まいの方々にお願いして一週間ほど借り切ったそうですw おかげで良い絵が撮れたそうですね。確かに劇中では不自然さのない地方のお宅で、何か懐かしい思いをいただかせてくれましたね。


こちらは垂姫神社ですね。海の民と山の民の恋愛の伝説があり、それをまつった神社ですね。バス停から南に下ったコンビニ近くには写真の撮影看板もありますね。ちなみにコンビニも劇中に出てきて、実際のコンビニの店員さんが映画のエキストラとして出たそうですねぇ。

●薮田公民館

最初のバス停のそばにある公民館です。
公民館の一階ひさし付近の虎縞マークは6メートルの高さの津波が来た際だそうです。


入り口に入ると、ロケ地マップと、ほしのふるまちの原作者原先生のサイン色紙がありました。


2007年のときですから、原先生が氷見市観光大使になったときのものだと思います。


公民館の向かって左側は実は体育館でした!私も初めて知りましたw


体育館の奥には、劇中で使用されたプラネタリウムが保存されていました。劇中のプラネタリウムの撮影も実はこちらの体育館で行われていたそうです。
そうそう、他のツアー参加者からも設置されていた姿を見たかったーという声もあがったのですが、湿気などの兼ね合いで設置できなかったそうです、残念!


公民館二階は和室になっていて、ツアー参加者の休憩場所になりました。映画撮影中もこちらで皆さん休憩されたそうですよ。


それを物語る写真がありました。炊き出しの地元のお母さん達と、出演陣の集合写真ですね:-)

●市内散策、食事

休憩も終わり、市内に戻るためにバス停に再び。こちらでは、映画を応援している土産物店 勘右衛門さんから駆けつけたKさんが劇中歌をラジカセで流しながら、旗を振って送り出してくださいました。
バスは劇中と同じバスが来てツアー参加者は喜びました(^^)


道路向かい側では、薮田の皆さんが手を振って見送って下さいました。


さて、市街地に戻ってきて、劇中に出てきたえびす橋を訪れました。


ツアーを案内するお姉さんが頑張って説明されていました(^-^b


商店街では、このようにほしふるののぼりがずっとありましたね。


商店街の中心の交差点の部分には、垂れ幕とポスターを貼られていました。
垂れ幕を設置する際には渚ちゃんの顔にしわが寄らないように工夫したそうですw あれ?恒太郎くんは?w


昼食は、商店街の中の『お食事処よしだや本店』で頂きました。こちらのお店の名物のととぼちカレーのほしふるVerでした。星々がカレーにのっていますね♪ 魚のすり身のことをととぼちと言うそうです。


カレーの上にはにぼしの粉末をかけて風味を増すのが美味しさの秘密だそうですよ〜

こちらのととぼちカレーは「お食事処よしだや本店」で頂けます。
●お食事処よしだや本店
住所:氷見市中央町9−7
TEL:0766−72−0508
定休日:水曜日
営業時間:9:00〜20:30


また、氷見では、氷見カレー学会というプロジェクトがありまして、市内のお店では氷見特産物を活かしたオリジナルカレーを頂く事ができますよ〜
●氷見カレー学会
http://www.ccis-toyama.or.jp/himi/overview/himicurry/index.html


食事のあとには空クジなしの抽選会!
こちらは、ほしのふるまちにかけた“干しのふるまち”という乾物の詰め合わせ♪


私はなかなか抽選に当たらないなぁ?と思っていたところ、最後の抽選であたりました!
ほしふるTシャツでした! わー、嬉しいな!(*^-^*)


●勘右衛門さん

そして、氷見市一番のほしふる応援団長の土産物店、勘右衛門さんです。
店の前には、劇中のスカイラインも展示されていますね〜(^-^)


先日紹介した、切符風記念チケットのための駅看板ですね〜


今回のツアーのために、七尾市から太鼓演奏隊を呼んでくださっていたようです。ツアーのファンの方々への最大のもてなしですね〜(^-^)


こちらの女性が、勘右衛門の女主人さんです。今までほしふるを応援してきただけに、今日は一世一代の晴れ舞台ですね(^-^b
いつも以上に元気良く張り切っておられました!


ツアーの参加者や、近所の方々、観光客も集まってきて、青天の下で最高のステージがととのいましたね!


七尾市の鬼楽太鼓の皆さんです。全国のコンクールで一位をとったほどの腕前だそうですよ!


力強い演奏に観客は圧倒されていましたね!


熱演が続きます!



鬼の仮面を被った演者の登場です。観客に吠え掛かりますw


こちらも二人での勇ましい太鼓さばき!


ここでは、Yoshimoto Neta Network(YNN)として富山に住む事になった、吉本芸人 ゴメス河田さんが自己紹介していました。
YNNでは全国各地の全ての都道府県に吉本芸人が住んで地域の魅力を発信するというプロジェクトです。手にしているのはiPhoneUstreamで動画をネット配信していました。
■YNN 富山
http://www.ynn47.jp/toyama/


子供や女性に握手を求められていましたね:-)


また、この日の模様はUstreamで撮影してインターネットを介して動画を発信されています。下記の動画で見ることができますよ〜
■YNN富山 0611ゴメス突撃隊3

…私も映っていますが、ないしょないしょw


そして、ここで、ノンアルコールビールやジュースなどが配布されて、氷見の“石原裕次郎”さんの号令の下に、全員でほしのふるまちについて乾杯の祝杯をあげました!


さて、ここで勘右衛門さんの店内に会場は移動して店内イベントです。


マイクを握っているのは、吉本興業での、ほしふる担当村本さんです(^-^b


続いて、北日本新聞社のほしふる担当の方のお話です!


勘右衛門の女主人さんによるほしふる劇中歌の熱唱です、皆さんも手拍子されて、良い雰囲気でした(^-^) 盛り上がりも最高潮でしたね!


ほしふる担当で頑張ってくださった、吉本興業の村本さんに花束の贈呈がありました。本当のサプライズだったようで、村本さんは素で驚き感動していましたね(^-^b 本当にありがとうございます!
この映画を立ち上げる際にもかなり苦労されたそうで、富山出身の関係者のリレーを行いつつ、吉本興業さんの後押しもあったそうですね。


ほしふるファンも勢揃いして、ありがとう、そしてありがとう、ですね(*^-^*)

ハットリくん、市内散策

勘右衛門さんと後にして、市内散策に向かいます。
氷見市は、漫画家藤子不二雄A先生の生まれ故郷です。その実家があった場所近くのお寺を訪れてみました。寺の門の先には…!?


藤子不二雄A先生がプロデュースした作品の主人公の面々ですね!


そして、市内中央の川には、ハットリくんのからくり水時計があるので、みんなで鑑賞。定刻になると動き出します!


昼から綺麗に晴れ上がったので、水しぶきが気持ちよかったですね〜


ハットリくんケムマキの攻防!


皆揃って大団円♪

●ツアー終了

ゴールの氷見駅に向かう際に、どなたか、渚ちゃんが使っていた自転車に乗りませんか?という話があって、女性が乗ることに〜この辺りは実際に渚ちゃんが乗ったので劇中みたいでいいですね。 


そして、氷見駅に到着しました〜 最後に参加者皆さんで集合写真を撮影して、ツアーも終了しました!
ツアーを企画してくださった氷見市商工会観光協会の方々ありがとうございました。特に、ツアーの案内で丁寧に説明くださったお姉さん(^^)
氷見市の地元の方々、薮田では熱心に案内して下さった自治会長さん。熱烈な応援団長の勘右衛門の女主人さん、氷見の“石原裕次郎”さん、氷見の“直江兼続”さん、ありがとうございました。
ツアー参加者のほしふるファンも大変楽しめたと思います。私も本当に楽しめました(^-^b

そして、ツアー冒頭に紹介されたのは、ほしのふるまちのDVD発売決定とのこと。今年の10月26日だそうです。上映中で観れなかった方々も、これでますます身近でみることができますね(^-^v これを見て、舞台の氷見に訪れていただきたいです:-) 氷見の温かい人々が出迎えてくれますよ(^0^)

ほしのふるまち [DVD]

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