夏目友人帳 肆@福岡市

■舞台を訪れる際の注意



舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m
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夏目友人帳 肆 5【完全生産限定版】 [Blu-ray]
舞台探訪日:2012年5月27日


第四期の第十ニ話記憶の扉と第十三話遠き家路に出てきた夏目の実家を彼自身が訪れるお話です。その過程の中で自分の小学生時代の苦しみを思い出すのですが、見事乗り越えて成長した姿を見る事ができる重要な第四期の締めのお話ですね。
漫画原作では列車に乗って訪れたことと、近所にうどんのノボリがあったくらいで場所の情報もなく、私自身もいつもの舞台の人吉から移動して熊本市辺りなんだろうなぁ?と思っていたくらいでした。まさか福岡市が出てくるとは驚きでしたし、夏目くんはアニメ版設定かもしれないのですが福岡県出身だったのですね(^^;
福岡市の主に早良区、そして東区、中央区も出てきます。
作中で夏目くんはマップを使いながら親戚の家を訪ね歩くのですが、そのマップが福岡市がわかるほどでしたねw


なお、今回は、天狼星さんの“肆・新登場地点速報”の情報を参考にして舞台探訪を行いました。西鉄と、うろんやさんは特に助かりました。ありがとうございました。


今は誰も住んでいない実家の鍵は、親戚に預けているため、まず貸して頂くために出向きます。
その親戚のお宅は小学生時代に預けられていたこともあり、親戚の女の子とも感情のもつれが解けていない状態でした。


熊本から、作中の箱田つまり博多までは、JRの特急かもめで移動したようです。親戚のお宅には列車乗り換えを行っていますが、何故か西鉄貝塚線に乗り換えています。


この橋は、西鉄貝塚線貝塚駅名島駅の間の橋です。


作中では黄色の列車が着いた駅という描写でしたが、西鉄貝塚線の列車が辿り着いた先は、福岡地下鉄の次郎丸駅でした。福岡市の東部を移動していたのが急に西部の早良区に着いたという借景の絶妙さですね:-)
福岡の地下鉄の駅は各々シンボルマークが決まっていまして、次郎丸駅のシンボルマークは室見川上流で放流されるホタルだそうです。次郎丸駅がある七隈線は2005年に開業しました。


地下鉄次郎丸駅の一番出口です。エスカレータをあがってくるとこちらですね。




どちらに向かっていいか、子供の時の記憶では分からず迷う夏目くんw


うろんのノボリが立っている橋。うろん?
こちらは次郎丸駅近くの水路沿いにあります。


その近くには、うろんやさん、つまりうどん屋があります。
ノボリが立っている橋は駅近くですが、うろんやさんのモデル、“かろのうろん”は中央区にあります。地下鉄祗園駅の近くの櫛田神社そばにあります。キャナルシティの近くでもあります。


この段のメニューは同じでした。作中と同じでガラスがよく反射して見えますw
とろろこんぶ、丸天、明太子ですね。実際は明太子だけ別の棚でした。



小学生の頃見ていたメニューです。親戚宅に棲んでいる妖のために、十分に食事が摂れていなかったのでお腹をすかせています。
こちらはそのままで、肉、肉とじ、しめじとじですね。

うろんやさんの別アングルです。小学校の通学ルートだったのでしょうね。




私は、肉とじうろんを頂きました!
こちらのかろのうろんさんでは、お店の方が夏目に出てきたお店のモデルになっているとご存知だそうで、店内に余裕がありそうなときには話しかけてみると喜んでもらえるそうですよ(^-^) 私は訪れた後にそれを知ったので、また改めて訪れてお話をしたいですね〜!


第12、13話では、親戚宅を探して移動中や、小学生の時の回想シーン、妖をまくために走った時に水路沿いのシーンがよく出てきます。
この辺りは閑静な住宅地なのと車の交通量が多いので、訪れる際には最大限の配慮と注意をお願いいたします。








今回の話では水路が風景に多用されていましたので、水の流れと時の流れをかけているのかもとも思えました。
水路は金屑川となって博多湾にそそいでいます。


賀茂神社のゆかりについてかかれた石碑があります。
この辺りの橋の欄干にも鯰をあしらわれていましたね。


作中の神社は山の上にあるのと、神社の本殿の形状が異なるのでこちらがモデルではないのですが、川にゆかりのある神社ですし、静かな雰囲気に休めましたね。
賀茂神社



今回は足を運ぶ時間がなかったのですが、こちらの西部の室見川に話の終盤に妖と戦った場所があるようにも思えました。





■アニメ:夏目友人帳 肆(C)緑川ゆき、「夏目友人帳」製作委員会
■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています
■文章:Minkyこと、このブログの中の人
■履歴:
2012/5/28:暫定掲載