月影ベイベ@富山県富山市八尾町

■舞台を訪れる際の注意



舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m
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月影ベイベ 1 (フラワーコミックスアルファ)月影ベイベ 2 (フラワーコミックスアルファ)
舞台探訪日:2014年2月23日


月影ベイベの舞台である富山県の東南部の八尾(やつお)町を訪れました。
降り積もった雪で雪国の装いを見せてくれて、初めて訪れるだけに心躍りました。



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おわら風の盆のお祭りは訪れた事がなかったので、まず“おわら資料館”を訪れる事にしました。


この資料館の一角には、どんと、越中おわら発祥の地という石碑がありました。


入り口にはこの訪れた日が最終日だった、月影ベイベ展の紹介文も掲げられていました。
この時私は気づいていなかったのですが、メイン会場は別の八尾曳山展示館で行われていたそうで、八尾にいたときに気づいていなかったのが本当に悔やまれます(>_<) 確かにこの紹介文の最後に書いているのですが、ここの建物だと読み替えて読んでしまっていました(汗


館内に入ると、江戸の家を思わせる畳敷きの部屋と、おわら風の盆のパネルが展示されていました。


その先に、月影ベイベ展のパネルが設置されていました。
綺麗なイラストなので見とれてしまいました。



カラーイラストいいですね。この後こちらの禅寺橋も行きました。


こちらの二つの学校は、八尾高校そのものをモデルに使っているそうです。学校内は訪れる事が出来ないので貴重な写真ですね。



館内は、おわら風の盆について常設展示を行っていて、歴史の説明から踊りに使われる物品まで幅広く展示されていました。


現代のおわら風の盆で使われる衣装です。作中でも憧れの正装着物として描かれていますね。


第三話の扉絵。
禅寺橋の西側になります。この扉絵の風景の右手の奥に高校があるので、そこからの帰り道というシーンでしょうね。


第一話のはじめてしっかり話を交わしているシーン。



第二巻の二人での帰り道のシーン。



禅寺橋を渡った先の坂を登ってくるシーンです。
たまたま降り出した雨の中を一つの傘で帰る事になるのは青春ものの定番で、さらにこの風景としっくりきますね:-)


宗禅寺から二手に道が分かれます。
こちらから右が南東の道、左が街中に向かう南西の道です。


宗禅寺から南西の道の帰り道です。高台から見える景色がとても綺麗ですよ。




帰り道の別パターン。
宗禅寺から南東の道に曲がったところです。


雪囲いしている宗禅寺。


左手の建物は、曳山をしまっている建物でした。


第五話の扉絵。


この階段の左すぐにある、おたや地蔵さんの名前からとって、おたや階段という名称だそうです。


こちらが、おたや地蔵です。近くに御旅屋というお店があったとこから言われるようになったそうです。


第一巻の大切なシーンもこちらのおたや階段の下でした。



第八話の扉絵。
諏訪町の道の光景ですね。この諏訪町本通りは“日本の道100選”にも選ばれていて、江戸時代の街並みの風情が残っていますね。風の盆や曳山の時にはさらに風光明媚で人気のある町並みですね。


第一巻で自主練習で使用した公民館です。


第一巻最後の風景です。
諏訪町での風の盆、曳山の風景も見てみたいですね。


月影ベイベは、まだ分かっていない過去の話も少しずつ解きほぐしながら、主人公らを取り巻く人物の感情も揺れ動いて、どうなるのかこの先の展開がドキドキしますね。
そして、現在二巻まで発売されていて、舞台である八尾で展示会が開催されましたし、街中の本屋さんが応援していたりとこれからも楽しみな作品になりそうです。そして、物語の中でもクライマックスに使われると思われますし、またこの美しい町並みの中で踊る、おわら風の盆も是非見たいですね。





■漫画:月影ベイベ(C)小玉ユキ
■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています
■文章:Minkyこと、このブログの中の人
■履歴:
2014/2/28:暫定掲載
2014/3/4:写真追加、加筆