■舞台を訪れる際の注意
舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m 当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。
クールビューティな雰囲気の女子高校生、橘あきらは、実は感情の出し方が苦手でほのかな恋心を持つ相手にも氷のような視線で見てしまうような不器用さです。その彼女が好きになった相手は、同世代ではなく年上の男性でした。今までは恋心を秘めただけでしたが、ファミレスのバイト先のある出来事でそれが現実として進んでいきます。平坦な道ではなく、邪魔者も出たり、自分の気持ちや相手の気持ちに揺れ動いていきます。主な舞台は神奈川県川崎市と横浜市になります。そして学校、バイト先のファミレス、図書館で出会ったり、デート先のみなとみらいなど幅広く出てきます。
■学校そばのバス停
主人公橘あきらが通う高校は丘陵地の上にあり、最寄りの交通手段がバスです。
実際に歩くと30~40分ほどかかりそうですね。
第一話では見事に乗り遅れてしまいますね。足が遅いわけでなく…?
こちらには駅からのバス一本で来れて、このバス停のすぐ先で折り返す地点があります。たまたま同アングルで二枚撮影できました。
乗り遅れてしまったあきらは、バスの向かった先で、校門をある方向を向きます。
こちらバスは十数分間隔で来るので少し待てば乗れそうですね。
■ファミレス
この作品のメイン舞台のバイト先のファミレスです。こちらでバイトしている理由は話が進んでくると徐々に分かってきます。
ファミレスのガストがモデルのようです。ガストに舞台探訪に来たのは、福岡のそらのおとしもの以来二度目です。
店構えもそっくりですね。店前に駐輪スペースもあり、まさにこちらですね。
写真では手前に駐車があり、ちと残念。
あと、作中によく出てくる店の裏の従業員用出口やその駐車場はこちらにはモデルの場所がなくて、作中オリジナルかもしれないですね。
雨の日のシーンです。
背景の家も丁寧に描かれています。
駅から歩いてバイト先のファミレスに。
お客さんの忘れ物に気づいて、店長がおかけようとしますが、自転車で遠ざかっていたため諦めようとしたら・・・?
お客さんの遠ざかる先の風景には、落書きのある電柱もあり、そちらは再限度高いですね。
あきらは、自分の脚に自信があるため、走って追いかけることに。
なんとか走って追いつきました。
作中に似た場所は見当たらなかったのですが、店からの距離を考慮するとこの辺りかなと撮影。
お客さんの忘れ物を届けたのも束の間、脚を痛めてしまいます。
ファミレスの同僚たちは、気遣って自分たちにまかせて先に帰してくれますが、一人だけ疎外された感もあり物悲しいシーンです。
背景の建物の細部まで丁寧に描かれていますね。
雨の日のファミレスのシーン。
道路の反対側からの撮影になります。交通量が多いので、一瞬を逃さずに撮影!
追っかけたことで、あきらが脚の怪我を診てもらっていた整骨院。
ファミレスの近所にあるらしく、自宅からも学校からも遠いファミレスでバイトするきっかけにもなったようです。こちらは駅からファミレスの周辺で探してみましたが該当する似たモデルはありませんでした。どちらなのでしょうね?
■店長の自宅近く
店長の自宅は、勤務しているファミレスと元住吉駅の間付近にあるようです。
コンビニに訪れるために歩いたシーンでは川沿いが出てきました。この近所にはセブンイレブンがありました。あきらは何度か訪れます、男としては嬉しいところですが、店長の思いはそうではなくて、難しいところですね。
■元住吉駅
バイト先の最寄り駅の東急の元住吉駅です。かなりお洒落な駅舎で、何かのイベント会場のようだと驚きました。こちらの駅からファミレスまでは、歩きで15分ほどかかるほど遠いです。単純にバイトするなら選びませんよね(^_^;;;、なのにバイトしているあきらの思いの理由がより実感できますね。
駅のホームも何度か出てきます。
元住吉駅の改札前のフロアです。線路を望める開放感があるデッキもこちらの奥にあります。左側のお店はワッフル屋でした。ちょうどお腹すいたので二つ購入して、引き続き探訪しました。
こちらのお祭りに、友人の喜屋武はるかと行く予定を入れます。
友人と出会ったと思ったら、一人でない様子で?
このシーンの左側にある像?は、この商店街がモニュメントにしているブレーメンの音楽隊の動物たちが縦に乗っている像です。
ということで、友人だけでなく、弟と妹の三人連れでした。
背景のエスカレータは、元住吉駅の改札階に向かうものです。
駅の敷地から商店街の道に出るシーンです。駐車禁止のエリア表示もそのままですね。
ふと駅側を見ると、店長と息子君を見かけて、つい駆け寄ってしまいます。
■能見台駅
通っている学校の最寄り駅です、と言ってもバス経由になります。
こちらがそのバス乗り場です。長椅子の位置などは異なりますが、バス停の位置などはほぼ同じです。
作中背景の猫柳眼科は、隣の位置にある柳沼眼科をもじった感じですね(^^)
恋の願いが叶うというガチャガチャを狙おうと・・・
実際にはガチャガチャはなく、自販機が設置されていました。
友人の喜屋武が気づきます。床屋のノボリなどまで再限度高かったです。
■富岡駅
学校のバス停にて、次のバスまで時間があるなーと、意を決して京急富岡駅まで歩いてきたのだけど、夏なのでのどが渇いて自販機でジュース購入。飲む様まで絵になりますね!
夏空に女子高校生、いいですね!
上の風景とは反対側です。
作中は実際の風景の横が縮まった感じかな?
横浜に向かう電車が入ってきたシーン。
標識と手前の椅子を入れてだと、こんな感じの写真かな。
■自宅近く
脚を怪我させてしまったお詫びとして、店長があきらの自宅の横浜に。
最寄りまで来たものの迷ってキョロキョロ。
こちらは桜木町駅の少し東側になります。
と、そんなところに、松葉杖をついたあきら登場。
先ほどの坂から少し下った紅葉橋からの眺め。横浜ランドマークタワーが見えます。
二人が会った後に、お茶していたファミレスの看板。
ジョナサンとバーミアンがモデルだろうなと想像はついたのですが、二店の看板が一緒になっているのは特徴的だなと探すと、桜木町駅の西側にありました。線路下のお店です。
紅葉橋からそこそこ距離があるのだけど、バイト先とのファミレスの比較で登場した感じかな?(^^)
■図書館
横浜市中央図書館。
あきら自宅の近所の図書館です。
最寄り駅は京急の日の出町駅です。桜木町駅からも十分歩いていけますね。
実際に訪れてみると、本当に大きい図書館でした。
川崎市在住の店長がたまに来るほどの蔵書量なのだと思います。
図書館内の次の書架は見つからなかったのですが、純文学などの書架は作中そのままでした。偶然出会った店長から勧められ、実際にあきらが手にした小説を少し読んでみたり。ファンなら訪れておきたいところです!
こちらは図書館から少し下った坂道です。街灯や周囲の雰囲気でこちらですね。こちらの左側は仏具店さんでした。
あきらから向かって坂道の降ったほうの風景です。右側は作中でもあったように、工事中でポールがまだありましたよ。
■みなとみらい
あきらはみないみらいでデートすることになります。
一度目は不本意なきっかけで望まない人と嫌々でしたが、その最後に望むデートのお誘いが入るのでした。
作中では、横浜ワールドポーターズ、その館内の映画館、そして桜木町駅から続く汽車道が出てきます。
こちらは、横浜ワールドポーターズのトイレ前になります。周囲には駅を模したような信号もあったりと館内も面白い趣向です。
その望んだデートのお誘いに、あきらの喜びようが嬉しくなりますね!
上の風景の反対側の非常口付近になります。
そして、本命。汽車道の風景になります。汽車道には鉄橋が二か所あるのですが、こちらは横浜ワールドポーターズに近いところです。
先ほどの進行方向先の風景です。奥にもう一つの鉄橋も見えます。
店長が電話受けている間のあきら。もうデートも終わりかな?とちょっと不満げです。
電話も終わり、ふとあきらの姿を見ると…
店長はその姿に胸が締め付けられるのでした、確かに!
この先の二人はどのように進展するのかどうか、とても気になります。楽しみですね。
今回の探訪を通じて、自宅最寄りでもなく、学校の通学路そばでもない、バイト先にあちらのファミレスを選んで通っているあきらの思いがよりわかった気がしました(^^) また訪れたいと思います。
■漫画:恋は雨上がりのように(C)眉月じゅん
■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています
■文章:Minkyこと、このブログの中の人
■舞台探訪日:2016年3月12日
■履歴:
2016/4/24:暫定作成、写真掲載
2016/4/25:写真追加、文章追加