:最近の戦利品

今日の早川さん

今日の早川さん

純文学読み、SF小説読み、ホラー小説読み、ラノベ読み、レア本好きの娘さんたちの会話などを描いた四コマ漫画
あぁ、なんかいろいろ共感すること多いなぁ(笑) ジャンルの立場ごとに相手の見方が相容れない部分があったりと:-) あと一番乗りの感覚は好きなのもわかる(笑)
クトゥルー神話ってホラー小説にジャンル分けされていて、そういやそうかぁと再認識してしまったな:-) 『いあ!いあ!はすとぅーる!』の呪文が作中にも出てきます(笑)


前巷説百物語 (怪BOOKS)

前巷説百物語 (怪BOOKS)

巷説百物語シリーズの時系列的に一番最初の話。
まだ又市も半人前なので、真実を少し読み損なっても結果オーライ。だけど人死にがなく八方丸く収まることができないかと疑問にいつも思っている。
その辺を一皮剥けるための山があって、絶体絶命の状態を抜け出す仕掛けで面白かったな:-) そしてあの定番の衣装を受け継いだ話もあって、後の話に続くさまがいいなぁ。つい、巷説と続巷説、後巷説も少しずつ読み直してしまった^^
そういえば、西巷説百物語というのが出る?のかぁ〜、楽しみです(^-^) たぶん、大阪近辺の話でしょうね。


旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

“耳袋”は、怪異や不思議な出来事を広く蒐集してまとめた書物のこと。
新耳袋 現代百物語”の全十巻は読み終わっていて、夏の定番の愛読書になっている(笑) そして、江戸時代のオリジナルの“耳袋”も読み終えている。
この本は京極夏彦さんが耳袋の中から幾つかを現代語訳した内容だから、読まなくてもいいかなぁって思っていた。だけど、本屋で軽く読んで、そのまま即レジに向かってしまった(笑)
耳袋の原文は淡々と書いていてへぇそういうことがあったのかだけで終わってしまっていた。一方、旧怪談では原文の行間を膨らませて、会話のやり取りの妙がすごく面白い。妖怪の仕掛けっぽい話なんて、巷説百物語の又市が絡んでそう〜と思えたりと:-) 現代語版では、新耳袋の書き出しの形式が作者も気に入っているからなのか、出てくる人たちはアルファベットでの匿名形式になっています(^^)
一番怖かった話は、怪異が絡んだ話ではなく、私の中では“義は命より重き事”の話。やはり人間が一番怖いです(^^;
新耳袋―現代百物語〈第1夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第2夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第3夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第4夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第5夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第6夜〉 (角川文庫)新耳袋 第七夜 現代百物語 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第8夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第9夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第10夜〉


妖怪の理 妖怪の檻 (怪BOOKS)

妖怪の理 妖怪の檻 (怪BOOKS)

まだ読みかけ。妖怪という形のないモノがどういう風に形を得たか?、妖怪ブームがなぜ続いているのか?などなどいろいろかなぁ。“油すまし”のイメージの変遷など調査と考察がすっごく面白いです(^-^) 水木しげる絵の油すましには、何故“油”が関係していたかわからなくなっているのだけど、一番最初の絵には、油壷を腰から下げている絵だったり。何故頭が尖っている絵とそうじゃないのがあるのかなどと(笑)