:最近の戦利品

気に入っていたシリーズが二本も最終巻かぁ、残念無念。大団円ならまだしも、個人的には壮絶な尻切れトンボ(T_T)

低俗霊daydream 10 (角川コミックス・エース 70-10)

低俗霊daydream 10 (角川コミックス・エース 70-10)

最終巻。ミサキ女王さま〜!!!
うーん、最後に引っ張った割には盛り上がらなかった。 ユオの仕掛けていた儀式“大直の鑽火”は、集団焼身自殺とはわかっていたのだけど、なぜ都内のあの場所で行うのかよくわからなかった。それに、口寄せ師の力も何もない力技で解決を図ったのは作品として最後の盛り上がりなのにどうなんだろうか?
一方、椚アイちゃんはやりたいことは見つかったのだけど、藤原ミツルは助かってよかったのか悪かったのかわからない。
そして、あのレズいお姉さんは急に出てきたけど、新展開のまま終わったという感じかなぁ? ミサキの母親と恨み回向師の関係が分からぬまま、ミサキは復讐に燃え、蝿を使う恨み回向師と対峙。新鬼縫も出てきたし、新シリーズに突入かと思ったのに残念。 現実ってすっかりとして終わりや結末はないのは当たり前なのだけど、なんともすっきり区切りのつかない感じでした。


ナツノクモ 8 (IKKI COMICS)

ナツノクモ 8 (IKKI COMICS)

これも最終巻。
前半は動物園の壊滅を計る有志達と、動物園の面子のバトルの最後の詰め。そして、動物園が出来、どういう活動をしていたのかの過去の話。過去を語ることで、未来へのことは想像してくれってことかぁ。最後の大作戦のは見せてほしかった、あの鬼謀の炎をね(笑) 守るための戦いは、終わりない。それにしても、コイルのリアルは明かされつつあったのだけど、クロエのリアルが見れるとは予想外だったな。RPGのキャラの精神とリアルの精神は、役割を演じているぶんだけ必ずしも一致しないのだけど、クロエら動物園の面子は仮想世界での精神の成長がリアルでも活かされていると本当に思えた。


どの話も平均並の良さなのだけど、前巻みたくドッカンドッカン笑わせる話がなかったのがないものねだりすぎか?(笑)
実はフロシャイムは強かった!という話と、東京支部長のヘンゲル将軍がメイド喫茶にいく話は○:-)
前者はアーマータイガーの強さが引き立ったのだけど、一応ヴァンプさまも実は強そうなのだが、どうなのだろうか?主婦的なキレタ風味の強さとか(笑)
それにしても、幹部怪人が手下怪人と共に、ヒーローと戦うという構図は、ゴレンジャーから完成形を見ているよなぁ。


聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)

仏教とキリスト教のことを少し知っていると、爆笑なこの作品;-)
四コマ漫画を砂絵で書いていたというのは、チベット仏教での曼荼羅を砂絵で描いて完成したらすぐ壊すという、諸行無常を表す仏事だもんなぁ、よく知っているよ、この作者さん(笑)
荒川アンダーザブリッジの不条理?ネタよりも、こういうネタの方が正直うまいと思う(^-^) 荒川〜は絵柄もヘタウマを意識して、わざとに絵柄を稚拙にしているのはそれはそれで面白いけど:-)


誰かがカッコゥと啼く 2 (サンデーGXコミックス)

誰かがカッコゥと啼く 2 (サンデーGXコミックス)

クトゥルー神話わかるくらいの器量がないとこの作品はわからんだろうなぁ。
それにしても、幼いときの少女との約束ほど怖いものはないですね、あと幼少時に記憶がとんでいると、ミステリーかギャルゲーなどの展開になります:-)


まつろはぬもの 1―鬼の渡る古道 (ヤングサンデーコミックス)

まつろはぬもの 1―鬼の渡る古道 (ヤングサンデーコミックス)

一見、鬼切丸 続編?かと思ったら違った。“霊喰み”の使い方次第で良い話できそうなので、もう少し話をひねると奥深さが出てきそうなんだよな。子を思って死に切れなかった母親を食らった“霊喰み”の三話目の続きが気になります;-)


みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)みなみけ(2) (ヤンマガKCスペシャル)みなみけ(3) (ヤンマガKCスペシャル)みなみけ(4) (ヤンマガKCスペシャル)
アニメ無印の出来の良さに感動して、一挙購入;-) 原作もかなり良いのだが、無印のテンポ良さはアニメスタッフの勝利だなぁ。アニメおかわりの方は、もう少し頑張って欲しいな(^^;
そういえば、何故2クールにせず、無印とおかわりに分けスタッフなど製作陣が違うのか疑問に思ったので、あるプロデューサーと知り合いの友人に理由を聞いてもらったのだけど、ちょっと言えないと言われたらしい(^^; ワークシェアリングなのかなぁ?工数不足ぽい可能性もあるのだけど、はてなんでしょうね?


まりあ†ほりっく 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

まりあ†ほりっく 1 (MFコミックス アライブシリーズ)

まりあ†ほりっく 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

まりあ†ほりっく 2 (MFコミックス アライブシリーズ)

前から気になっていたので購入w 女装少年が女学園に通う話なのかと思ったら、予想の斜め上を行ったw
主人公の、かなこは最初はまともかと思ったら、百合趣味少女で、話数が進むたびに変態度が増すし、どうなっているんだ?ww 1巻表紙が女装少年の祇堂鞠也で、2巻表紙がそのお付のツンツンメイドさん茉莉花(まつりか)。ある理由で女装して女学院に通っているわけなんだけど、メイドさんはご主人に忠誠を誓いながらも、変態などと罵倒の数々が新鮮かも(大笑) それにしても一応主役(のはず)のかなこさんは、いつコミックの表紙になれるのでしょうか?w
しかし、帯にはハイテンションラブコメディと銘打っているのだけど、ラブの要素がどこにもないような(笑)


僕の小規模な生活(1) (KCデラックス モーニング)

僕の小規模な生活(1) (KCデラックス モーニング)

モーニングに不定期連載のかけだし漫画家の生活を描く作品。要は自分自身の出来事を描いているわけで、編集者との打ち合わせとかそのへんが良く出ている。でも、一番面白いのはこの作者はかなり小心でマイナス思考の持ち主なので、逆にここまでこういう考え方のできる人がいるんだ!と驚く内容が多いかも(^-^) でも、結婚していて奥さんがいるのがアンバランスで、そこにまつわる話も多いなぁ。読んでみると、なんか自分はまだ頑張っているよなぁと再確認できる使い方も出来るかも(^-^) 個人的には隣り部屋の人が死んでいた話が、普段とは違い大活躍していて面白いです、と書いても意味不明か(^^)