:和歌山旅行

今日は天気いいので、どこかにドライブに行こうかなと思っていたら、正午のニュースで、和歌山電鉄三周年でイベントを行っている模様が流れていて、いつもなら“日曜は休み”のはずのスーパー駅長のたまもいたので、和歌山まで足を伸ばしてみました:-)
あと、はてなフォトライフの機能拡充の使い心地のお試しもかねて(^^)

和歌山電鉄の貴志駅です。先ほどのニュースで出てきたお祭りはこちらではなくて和歌山市のようでした(^^; でも、たま駅長は戻ってきていたので怪我の功名ですね(^^)

駅内の様子です。先月に“たま”の駅長室が新設されたそうです。元々無人駅なのでスペースはあるみたいですから面白い趣向ですね:-) 今日はGWでもありたくさんの人が来られていました。子供にも大人にも人気あるようですね。

可愛いポスターです。キャラグッズはまだないのかな?お店もお休みで何もわからなかったです^^;

お願いの張り紙です。日曜は休みなのですが、平日も結構働いているのですね(^^; 大変だ^^;

たま駅長はハードワークのため、昼寝中です。この辺りはいちご狩りも行われているので、いちごのベッドのようですね。

起きだして来た、たま駅長;-) 駅長と助役を世話をしている方が駅長室を掃除しようと来たので、気づいたわけです(^^)

たま駅長です。普段は日曜はお休みなのに、イベントもあって“休日出勤”のためか、ちょっとご機嫌斜めですね^^;

助役のみーこです。かなり人懐っこい性格のようでした。

つばめが戻ってきていました。二羽いたのでつがいのようですね。季節を感じます。

毎年帰ってきているつがいなのでしょう、つばめの巣の棚がありました。

そして、貴志駅に入ってきた、おもちゃ電車です。いちご電車という車両もあるそうです。

おもちゃ電車の車内の様子です。こどもの玩具の雰囲気が取り入れられていて、吊り輪が木製だったり、あかちゃんベッドもありました。

こちらはフィギュアコーナーです。結構種類がさまざまです、どなたのセレクトか気になりますw ガチャガチャ自販機も車内にあったりとかなり遊び心のある車両で面白いですね。

そして、貴志駅を後にして、和歌山市に向かいました。その途中に、尊敬する経営者の一人、松下幸之助さんの生誕の地という看板がっ! そういえば和歌山出身でしたね。

生家跡に行ってみると、公園になっていて石碑がありました。湯川秀樹博士の題字でした。博士は和歌山出身ではないですが出自が和歌山という縁のようですね。

公園の逆方向です。木々が青々と茂っていました。幹の太さから推測すると、そこそこ昔からあったのかもしれません。思いを巡らせてみました:-)

さて、城好きな私なので、まだ登城できていなかった、和歌山城に来ました。和歌山城の城主で一番有名なのは、八大将軍の徳川吉宗でしょうか(^^) 復興城とはいえ、城の構えが巨大です。さすが徳川御三家の一つの城ですね。とはいえ、紀州徳川家の家祖の徳川頼宣の時代に、城を大造営し過ぎたために、幕府から謀反の疑いをかけられ(他にも理由がありますが)、当初の計画よりも小さくまとめたそうです。それでこの大きさは凄いもんですね(^^;

天守閣から紀ノ川の河口を望んだ風景です。夕方に近かったので西日がきつかったのですが、海の方が輝いて綺麗な光景でしたね。

一方、逆方向です。手前の森には、江戸期には本丸御殿があったそうです。右手の方角に高野山があります。

復興城でも城跡でも、石垣はその時代のものが残っていることが多いので、いつもチェックしています。和歌山城の石垣は、普段使われない石の種類でした。傾斜もかなり緩いです。


西の丸に庭園がありました。吉宗の時代劇ドラマの最後に出てきそうな池だな!とまさに思えましたw

そして、南に移動して、紀州東照宮に来ました、…が途中でカーナビ地図を信じすぎて道に迷ってしまい、着いた時点では閉門していました、残念(>_<) 東照宮なのでまつっているのはもちろん東照大権現徳川家康です。またいつか来よう(;_;)

仕方ないので、夕方に楽しめる場所はないかな?と考えて来たのが、この雑賀崎灯台です。今まで二度来ていますが、日本本州の匂いがしない、南の島のような風景が気に入っています:-)
ここは雑賀孫市率いる戦国時代の鉄砲傭兵集団の雑賀党の拠点だと言われている地域になります。確かにこの辺りのお宅には雑賀姓がおられました。戦国の覇者の織田信長豊臣秀吉徳川家康の三人によって、ほぼ雑賀党はなくなってしまったようです。そうそう、司馬遼太郎さんのエッセイだったと記憶していますが、雑賀姓の方が来られて、先祖の話を書いて欲しいと頼まれたというくだりがありました。その方の生業は蚊取り線香作りで、手土産の蚊取り線香に火を点けると、鉄砲で撃ち抜いたように面白いように蚊が落ちたそうです(^^)

夕陽を撮影してみました。この時間帯はやっぱり風景が良いので、次々と車が入ってきていましたね。恋人を連れてくるのならここでしょうねぇ:-)



岬の付近に建物が密集している雰囲気は、南の島をなんとなく彷彿しますねぇ。

最後に和歌山の味を楽しもうと、和歌山ラーメンを食べることにしました。和歌山ラーメンには二系統あるそうで、昔の市電車庫近くに店を構えていたラーメン屋の“澄んだ醤油スープ”の「車庫前系」と、井出商店が独自に味をマイルドにした“井出系”だそうです。今回は前に調べていて行けなかった、井出商店へ(^-^)

なるほど、醤油味だけどトンコツがしっかりしていた味でした。麺も細麺で、九州の長浜ラーメンを思い出しました。替え玉があれば注文したいところですね(笑)、でも、こちら独自の“早すし”も頂きました。後で知ったのですが、ラーメンが来る前に食べるのが和歌山流みたいです、ラーメンと一緒に食べてしまいました(^^;

紀州東照宮には行けていないし、また、別の季節に和歌山は旅行したいですね(^^)