あの東北大震災から一年ということもあり、この一年間に描かれた関連する漫画作品もいくつか出ていますね。その中で「さんてつ」と「僕と日本が震えた日」は作者特有の目を活かした切り込み方で見せてくれてとても読み応えがありました。

さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)
- 作者: 吉本浩二
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: コミック
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- 作者: 鈴木みそ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2012/03/02
- メディア: コミック
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- 作者: 鈴木みそ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2012/03/24
- メディア: コミック
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あと、最後に面白い!と感じた歴史もの。
昨今は信長に関連する作品が増えて、それも単に史実をなぞった歴史モノの枠組みをはずれて、現代高校生が信長になった信長協奏曲や、偉人の力を武器に具現化して信長の力の鉄砲力を駆使して戦う女子高校生のノブナガンなどもあります。
その中で、現代のシェフが信長の時代に行ってしまい信長直属の料理人として、信長が歩んでいる歴史に関わる料理を作ることになるお話です。最初は底が浅い作品のように思えたのだけど、原作者はよく歴史の細かい部分にも精通しているようで、一巻の出だしも尾張か岐阜だろうと予想していたのですが、意外や意外で三好家勢力下の京都から始まっていて、そこからして唸りました。なぜここまで原作者は話が上手く着想できるのだろう?と疑問に思ったところ、「大使閣下の料理人」の原作者の西村ミツルさんでした。あぁそれは料理にまつわる話は上手いよなぁ、大使閣下〜も私は大好きな作品の一つですし〜
3月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:3022ページ
折り折りっと。
さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)
涙止めどなく流れる(T ^ T) 第三セクターの意義を語る社長がとても良いな。
読了日:03月30日 著者:吉本 浩二高杉さん家のおべんとう 5 (フラッパー)
進路相談、受験勉強、受験、卒論提出などといろいろと青春の思い出を辿るような話多くて良かったな〜 高校生になるってことは恋敵としても成長しそうで今後も楽しみ〜♪
読了日:03月28日 著者:柳原望東方三月精 Oriental Sacred Place (3) (単行本コミックス)
三妖精は最後には幻想郷の真理の一つにたどり着きましたね〜真剣勝負の後には〜♪
読了日:03月27日 著者:比良坂 真琴シドニアの騎士(7) (アフタヌーンKC)
まさかのニューフェースつむぎたんの触手攻撃っ!w そろそろ決戦の雰囲気ですね!
読了日:03月27日 著者:弐瓶 勉五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 下 (シリウスKC)
上巻の冒頭の力士は誰だったのか、やっと分かった。あの少年クリスがとはなぁ〜満足! リヴァイアサンはかなり荒削りの原色の作品だったけれど、五大湖の入り口にあたると作品として面白かったです。心技体の最後の作品も待ち遠しいですね!
読了日:03月26日 著者:西野 マルタ五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)
この作品を本屋で見かけた時に何の作品なんだ?と理解できなかった相撲漫画。米国の国技となった大相撲。そしてその頂点に立つ横綱の苦悩と、悪魔に身体を譲り渡してしまった横綱に絶望感を感じる周囲の人々と観客。そこをただまっすぐに押して通るのが復活した伝説の横綱!
読了日:03月26日 著者:西野 マルタ外天楼 (KCデラックス)
twitterで○○賞候補作などと推す人がそこそこいたので読んだのだけど、思ったよりも自分の中では満足いかなかった。確かに最初の話から最後の話の展開は読めないのは面白い。でも最終版のドラマの出来具合が私には不十分に感じたなぁ、感動できずに客観視に終始してしまったもの(^^;伏線となる部分にもう少し演出を織り込んでいたら良かったのかも。
読了日:03月26日 著者:石黒 正数レンアイ漫画家(5)<完> (モーニング KC)
アイちゃんの恋愛の対象が清美になったところでどうなったのかまで描いて欲しかったのだけど、例えが変だけど美少女ゲームのフラグが不十分でTrueEnd(ハッピーエンドとは限らないのは分かっているけれど)になっていない感じなのがもったいないなぁ。打ち切りだったのでしょうか、もったいないなぁ。アイちゃんが最後に清美宅に転がり込んだのがせめてもの作者の意地を感じなぁ。そうそう、レンくんが美少年だけどオタになっていたのはわらたですw
読了日:03月26日 著者:山崎紗也夏,西田大輔最果てアーケード(1) (KCデラックス)
時系列が凝っている分読みにくく、主人公に共感しにくいので、周りの大人に着目していたかな。あとで原作ありきと気づいた、コミカライズが大変だったろうなぁ
読了日:03月26日 著者:有永 イネ華中華(ハナ・チャイナ) 16 (ビッグ コミックス)
とうとう商店街を巻き込んでのチャーハン対決!こっそり300円チャーハンを手伝っていたお話が師弟対決も含んでここまで大きくなってきたのが面白いなぁ。
読了日:03月26日 著者:西 ゆうじPEACE MAKER 8 (ヤングジャンプコミックス)
新賞突入だけど、伏線はまだ生きてそう!
読了日:03月26日 著者:皆川 亮二NIGHTMARE MAKER 5 (ヤングチャンピオン烈コミックス)
お話がまとまる方向に行っている中でも、茅野先生がエロ担当だったのは笑えたw
読了日:03月26日 著者:Cuvieひよっこシスターの安息 (1) (まんがタイムコミックス)
実名と同じシスターがいてほっこりした〜
読了日:03月26日 著者:山田 古都子マコちゃんのリップクリーム(7) (シリウスKC)
表紙の左の人がザイアー様ではないことを思いつつ読んだw 左手が手タレになる呪いを受けた段階で止めればこの話無事完結だったような?w呪いはもうどうでもいいのねw
読了日:03月26日 著者:尾玉 なみえハチワンダイバー 24 (ヤングジャンプコミックス)
ここまでくると棋譜が読めないので、エアマスター風に達人との格闘戦としか読めない私がいた^^;
読了日:03月26日 著者:柴田 ヨクサル完全版 少女奇談まこら? (電撃ジャパンコミックス ア 1-6)
マヨイガと座敷わらしというと和風の話しか思い浮かばないところをあの話というのは上手いなぁ
読了日:03月26日 著者:阿部 洋一,平野 俊貴,植竹 須美男そばもん ニッポン蕎麦行脚 8 (ビッグ コミックス)
蕎麦だけの題材でここまで話が描けるものかと驚いているのだけど、その作者さん自身が毎回苦労している様の巻末漫画を見ていると、本当に良い味のある作品を生み出す苦労が偲ばれますね。今回も将棋名人戦の話がガチで良かった。削り節にはそのような違いがあるとは知らなかったなぁ
読了日:03月06日 著者:山本 おさむめしばな刑事タチバナ 4 (トクマコミックス)
アイスキャンデーの話が良かったな、地元の九州のブラックモンブランもちゃんと出たw カレーの彼の生き方はどうも私はやだなぁ、そういうのもありだと思うのだけど、その辺はタチバナが失望を現してくれているのでよしw
読了日:03月06日 著者:坂戸 佐兵衛天体戦士サンレッド(14) (ヤングガンガンコミックス)
唯一サンレッド敗北必死の話が読めて良かったw それにしても、お笑いを極めていてコマ割とか台詞が本当に上手いなぁと思う。闇の王ってどんなだったのだろうw ヘンゲル将軍の知将っぷりがGJ!
読了日:03月06日 著者:くぼた まこと僕と日本が震えた日 (リュウコミックス)
測定器の使い方が本当に分かりやすかった。ガン発生の確率が上昇する話も、絵で上手く説明していて、不安に思う立場の人や楽観視できる立場の人にもわかりやすかったと思う。出版業界の震災被害についてはこの作品でしかわからないよなぁ
読了日:03月06日 著者:鈴木 みそヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)
農奴の話はこれのための準備だったのか、なるほど。守る側と奪う側でドラマが楽しめそう!
読了日:03月06日 著者:幸村 誠信長のシェフ 3 (芳文社コミックス)
歴史タイムトラベルものって主人公は浅い歴史知識しかないのだけど、この主人公はよく戦国時代の出来事を知っているなぁ。お市の方に城脱出を勧める料理は上手かったな
読了日:03月06日 著者:梶川卓郎,西村ミツル信長のシェフ 2 (芳文社コミックス)
北畠攻めという地味な内容かと思ったらうまく歴史の合間の物語を描き出していて上手い!なるほど、大使閣下の料理人の原作の方なのか、それは発想がうまいよな、あちらも大好きでした^^
読了日:03月06日 著者:梶川 卓郎,西村 ミツル信長のシェフ 1 (芳文社コミックス)
戦国時代は様々な作品で知っていたつもりで、この清酒がやっと登場というのは知っていたのだけど、醤油がまだなかったというのは盲点だったなぁ。題名から尾張か安土辺りから始まる話かと思ったら、京都始まりで三好の兵に追われているというのは斬新だな。
読了日:03月06日 著者:梶川 卓郎,西村 ミツル的中!青春100% (まんがタイムコミックス)
毛利くんがいいなぁw
読了日:03月06日 著者:秋★枝信長協奏曲 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
読了日:03月06日 著者:石井 あゆみへうげもの(14) (モーニング KC)
読了日:03月06日 著者:山田 芳裕ブロッケンブラッド8 (ヤングキングコミックス)
いやぁ、1,2巻で終わるような勢いのネタだと思っていたのだけど、マンネリ感がないのも不思議ですw キャラも増えて楽しくなってきましたね。
読了日:03月06日 著者:塩野 干支郎次タイニープリニウス (ヤングキングコミックス)
まずは人類最後の人間というのは女の子だろうと思い込んでいたのでずっこけたw 何か見たようなことがある覚えがある作品だなぁと思ったら、巻末にレッドドワーフという記述がw 確かにあんな感じですねw 最後の真相辺りは、急にストンと落とした感じでゾクゾクきた。もっと続いて欲しいなぁとも思った作品。
読了日:03月06日 著者:大石 まさる断裁分離のクライムエッジ 5 (MFコミックス アライブシリーズ)
髪を切ってあげて、切る方も切られた方も恍惚w 実妹もまんざらでないのがよかったw それにしても確かに実妹さんも能力持ちそうなものだったのねw
読了日:03月06日 著者:緋鍵龍彦
2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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