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帰郷

弟の四十九日法要のため福岡に帰りました。
一月末に通夜、葬式、そして様々な諸事と、親族は各々大変でした。私も大阪に戻った後も末弟と電話で相談を受けたり父親と話したりと。
父親はまさか自分より先に息子が逝くとは思っていなかった様子でした。年老いた遠い将来ならば私も弟もどちらが先かわかりませんが、まだ働き盛りの年齢なだけに私もショックでした。


彼は自分のお店を切り盛りしつつ、自分の家族を大切にしながら、駆け抜けて行ったと思います。


車窓から故郷の風景を眺めながら、私もいつか死ぬんだろうけれど、この風景は悠然とそのままなのだろうなと。故郷の山並みは、他に同一なものは決してなくここだけの風景です。


いや、万物は諸行無常であるがゆえに、故郷を代表するこの山だって、今のこの姿があるわけか。私が子供の頃はもっと高く、空をもっと覆っていたなぁ。


法要の読経を聴きながら、渡された経典の内容を読んでいきました。今も昔も人間の避けられようもない運命なわけですが、先人の智慧の結晶だなと得心できました。私も生きている間に何かを造り、何か人に影響を与える事ができれば本当に幸いです。