つらねこ第4話こネくと@静岡県下田市爪木崎

■舞台を訪れる際の注意


舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m 当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。


 舞台探訪日:2023年3月21日

第4話こネくとの後半に出てくる海辺の舞台モデルの下田市爪木崎を訪れました。
伊豆半島の最南端である下田市の海なので綺麗ですね!


この第4話では、親友の朋ちゃんが卒業後に”町の外“である東京に引っ越してしまう予定ですが、”町の外”に出れない知里ちゃんのことを思ってなかなか話し出せずにいます。そんな朋ちゃんを勇気づけるために”治療”の正体を明かすことにします。

”治療”の正体は読者は知っての通りのことですね。その先に朋ちゃんを連れだします。

 

今回は、伊豆半島の南端になります。以前の1話、3話の舞台探訪では山中だったのでまた趣が異なりますね。その舞台探訪記事は下記になります。

rosseta.hatenablog.com

rosseta.hatenablog.com

 

伊豆急下田駅です。関所を模した改札出口ですね。
下田には舞台探訪や観光で何度か訪れています。やはり半島の先なので車でも列車でも遠いですね~!

 

 

下田駅のバス乗り場にて、爪木崎に向かいます。本数が少ないので要チェックです。
駅からすぐのロープウェイに乗ると、下田港が一望できてとてもおススメです。

ペリーが来航したことで日本の歴史に載っていますよね。伊豆に代官がいたとはいえ、江戸の幕府とのやり取りには時間かかるし大変だったでしょうね。

 

爪木崎に直接向かうバスが時間合わなかったので、須崎港に向かうバスに乗り途中のバス停から徒歩で移動しました。マップに参考にバス停の位置も入れていますね。
そうそう、途中で、須崎御用邸の入口も見かけました。
はい、この看板が見えてきたらもう少しです。

 

爪木崎に到着しました。静かな入り江という佇まいですね。
右側に見える浜辺から知里ちゃんが海を見るシーンになります。

 

駐車場に近くには売店や食堂もあります。シーズンオフだったので閑散としていました。季節は3月なので花も咲いていないですねぇ~

 

さて、舞台探訪です。
まず、知里ちゃんが出てきた藪は、この後の海岸のシーンからするとこの辺りのようです。

朋ちゃんを連れだした先は、磯の香りがする土地、そう海辺でした。

藪がある場所は、この写真の崖の裂け目付近じゃないかな?と推測しています。

 

そして、二人は海を目にします。
知里ちゃんの住む町のモデルはどこかまだ分かっていないのですが、海が近くにないことが分かります。そのため、海への憧れも人一倍ではないのでしょうか?
これは想像ですが、作者の熊倉先生も出身の栃木は海無し県のため、その想いが知里ちゃんに投影されているのではないかと思いました。

こちらの海辺は、静岡県下田市の須崎半島の東南端にある爪木崎という場所になります。この浜辺は、池ノ段ビーチになります。

 

訪れたのは冬でしたのでしたが、海の青さがとても綺麗でした。
急にワープした先が、海だったので朋ちゃんも驚いています。

 

爪木崎の西側に向かう階段です。

 

この階段を上がった先には、灯台もありますよ。
別作品ですが、ゆるキャン△でもこちらの灯台が出ていますね。
加えて、こちらではないのですが、車で来られた場合だと、下田市のお隣の南伊豆町石廊崎には、究極超人あ〜るに出てきた灯台のモデルもあります。

 

爪木崎の西側に広がる柱状節理です。
太古の昔の溶岩が冷え固まったものでして、規則正しい棒状の岩が集まっています。この独特の見た目から「俵磯」と地元では呼ばれているそうで、静岡県指定文化財になっています。

 

 

 

自分の抱いていた思いを直接伝えるには海がいいですよね。知里ちゃんも自分の秘密を親友の朋ちゃんに伝えて、友情の絆をより深めることが出来ました。

 

爪木崎は自然に繁茂する水仙群生地としても有名です。この丘に群生して咲くそうです。ただ、訪れたのは3月だったので1月ごろが見頃だと帰りのタクシー運転手さんに教えてもらいました、そっかー残念!

 

ジオパークとしても貴重な場所です。海岸線は須崎港まで遊歩道として整備されているので時間があれば歩いてみたかったのですが、夕闇が迫っていたので泣く泣く帰途につきました。バスも無いのでタクシーにて下田駅に。
また、季節の良い時期に下田を訪れたいですね!



■(C) 漫画:つらねこ 熊倉隆敏

■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています。

■撮影、文章:Minkyこと、このブログの中の人

■舞台探訪日:2023年3月21日

■履歴:

2024/2/23:作成、写真の簡易掲載