おのれ人間ども@岩手県紫波郡矢巾町、紫波町、盛岡市

■舞台を訪れる際の注意


舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m 当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。


 舞台探訪日:2023年5月3日、4日

大妖怪さんの人間社会での子育て苦労譚です。
大昔に霊力の強い法師との約束で、人間を喰うのを辞めた大妖怪”青ムジナ”。ただし、その人間が自ら食べてよいと言った時だけ食べて良いという約束。
それ以降、さまざまな人間を保護したり、己の宝を分け与えたりと試行錯誤を繰り返しますがその条件に当てはまらず、人間というものがより一層分からなくなってしまいます。
しかし、現代になり、人間の女性と結婚することに!?さらに子供キナコちゃんも生まれてしまい、キナコちゃんに振り回されたり、人間社会の風習に戸惑ったりとかつての大妖怪もいろいろと考えを改めてつつあるお話です。
そうそう、かつての自分を縛った法師の百足坊も既に亡くなっているのですが、何故か今の魂?の状態で四方八方で使役されていて、時々大妖怪さんに顔見世するという、後日譚のような緩い関係が続いています!

 


こちらの作品の舞台は、岩手県盛岡市の南に位置する矢巾町です。大妖怪青ムジナは遠野出身なので近いところにいますね。こちらで子育てに悪戦苦闘しています。そして、時々、法師 百足坊の手伝いで盛岡市にも出かけたりしていますね。

 

 

この作品をはじめに知った際に気になった扉絵でした。大妖怪さんとお子さんを中心とした雪道の風景で、風景の建物もしっかりと写実的に描かれているな!と興味が出ました。もともと妖怪が出てくる作品が大好きなので、こちらは是非舞台探訪せねば!と。
まず、特定としては、奥の高架が、道路のバイパス?高速道路?もしくはJRの高架か新戦線?と推測し、 最終的には、東北新幹線の高架と分かりました。
矢幅駅の北西の道路になります。

JR矢幅駅の東口を出てすぐの飲食街です。こちらは風景の文字がそのままだったのですぐ分かりました。


こちらはYAHABarの裏手の道路です。頼まれた買い物を両手に歩いているシーンですね。
こちらの場所の特定がなかなか難しくて、右奥の窓が幾つもある平屋建てが特徴的だったので、すでに場所が特定できている扉絵の地域の範囲かな?と絞り込んでやっと見つけました。

 

 

 

 岩手医科大学附属病院の建物になります。
最近できたのかかなり新しいですね。


矢巾駅の西側にあるスーパーマーケットのユニバース矢巾店です。
第6話に出てきました。キナコちゃんを連れて青ムジナが買い物するシーンですね。目の周りのクマをおばちゃん達に説明するくだりは作り話とはいえとても良かったですね。

 

地元で有名なパン屋の福田パンです。朝9時くらいなのですが、お客さんが並んでいて驚きました!
矢巾駅からかなり遠いので車必須です。

舞台探訪の撮影で少々困るのが人が多い風景です。観光地や駅前などはそのリスクがあり、人がいないor減る一瞬を逃さないようにするため撮影に時間がかかってしまうのです。今回の舞台探訪はそのリスクは全く感じてなかったのですが、思わぬ伏兵過ぎました汗 なので、並んでいるお客さんの顔が映らないように撮影~。

 

こちらを訪れた後に、NHKの人気番組ドキュメント72時間でも福田パンが紹介されて、人気に理由が良く分かりました!

 

こちらは、盛岡市内のハンバーグレストラン ベル大通店のお店の外観になります。
最初、二人のしぐさから食後っぽいので洋食屋?かなと目星をつけて、矢巾町のエリアで探していたのですが該当する建物は見つからなかったです。
この扉絵の話は、かなりの歓楽街っぽいことから、矢巾町の近所の盛岡市に範囲を広げて探してビンゴでした!

なお、ハンバーグレストラン ベル大通店は、あのびっくりドンキーの元になったお店ということでびっくりドンキーファンには有名だそうです。そのため、元祖のお店のため、聖地巡礼するコアなファンも多いそうですね!
今回は時間が無くて外観のみの撮影になりました、次回は食事をしたいです!
【聖地】「びっくりドンキー」の原点となった店『ベル』に行ってみたら、いろいろ “びっくり” させられた | ロケットニュース24 (rocketnews24.com)

百足坊の依頼を受けた青ムジナが共闘する話で、妖怪野兎を追いかけているシーンです。この歓楽街は、ハンバーグレストラン ベル大通店近くになります。


こちらは矢巾町の南隣の紫波町の複合商業施設のオガールの敷地のようです。
今回は時間が無く訪れることが出来なかったのですが、紫波町は日本全国でも活性化がうまくいっている町として有名だそうです。こちらの施設もその一因かもしれないですね。
施設案内|オガール (ogal.info)

今回はGW旅行の合間で時間制限があったのですが、、、作品も続いており、キナコちゃんの成長とともに大妖怪青ムジナさんの成長や悪戦苦闘も楽しみです。今後も風景が出てくると思うのでまた舞台探訪で訪れたいと思います。


■(C) 漫画:おのれ人間ども 八十八良
■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています。
■撮影、文章:Minkyこと、このブログの中の人
■舞台探訪日:2023年5月3、4日
■履歴:
2024/2/18:作成、写真の簡易掲載