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リトル・リトル・クトゥルー―史上最小の神話小説集

リトル・リトル・クトゥルー―史上最小の神話小説集

リトル・リトル・クトゥルー―史上最小の神話小説集

やっと読み終わった(^^)
800字で書かれた111編の短編集。その短い文章の中に宇宙的恐怖を書き込み、傑作秀作を集めたというわけだからざっと読んでしまってはもったいないとゆっくりと一編一編を味わって楽しんでみた。夜魔が窓から覗いていそうな丑三つ時や、日中の白昼夢にまどろむときと、少しずつ読んでいたわけで、完読がすっかり遅くなってしまった(^-^;
60人もの作者による掌編集ってことで、一つ一つが個性的だけど、どこか日本人らしさで繋がっている怖さの繋がりもあるような気もした、魚や蛸が多いというのは別として(笑) 魚類が身近な日本民族にとっては異種族や異神としての怖さよりも、その魚類に同化してしまうという怖さの方が強い気がするなぁ。
一つ一つの感想なんて無理!なのだけど、一つ目の作品が「手乗りクトゥルー」だったので、巨視的な視点に戸惑いながらも、なるほどこの作品集の方向性?が見えた気がした:-)
私の知識が足りず、これはなんだろう?という作品も少なからずでそこはまだまだだなぁと作品の読み込みが不足していることを痛感したかな、トホホ。


各扉には、雪狼(id:yukioino)さんの神の手によって顕現した、異形の神々たちの姿が!練り消しという他愛もない素材から抜け出てきた姿がまた恐ろしい、人類はこんな簡単にも滅びたいのか?w
巻末の作者コメントもいろいろ楽しかったなぁ。雪狼さんのコメはなかなか面白く意味深だしなぁw、「練り消しをこねて造って撮ったあとは握りつぶすのが快感」。砂絵による曼荼羅を描いたあとはすぐ壊すにも似ているか:-) bk1特典のインタビューも拝見して、この神話に触れている長さがやっぱり凄いのと、何か学校などで造形を学んでいる素地があるのかと思ったら、趣味で練り消し邪神作成を始めたそうで、玄人はだしということかと改めて驚きましたね(^^)


そういえば、コメの中でも今風のもあり笑ったw
「ただの読者には興味ありません。この中にニャル様、ヨグ様、イス様、神話ヲタがいたら、私のところまで連絡なさい。以上」