■舞台を訪れる際の注意
舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m
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舞台探訪日:第一巻2014年9月6日、第二巻:2015年2月11日
片隅乙女ワンスモアは、思春期の女の子が回り道をしつつ自分をごまかしつつも、ある夏を何度もタイムリープして体験する事で一つの恋にたどり着く…はず?の物語です。現在も進行形のタイムリープで果たしてどのような大団円なのか!?、どうなのか気になる作品です。
舞台となる場所は、三重県津市の伊勢湾に面した香良洲町になります。元々三角州の地域だったそうですが、室町時代の大地震によって川の流れが変わり、雲出川によって三角の島のようになっています。この島のようなある意味閉じた世界で繰り広げられるタイムリープの物語は、一つの舞台演劇のようでもあり、作品の探訪でさらに実感できました。
作中では、浦島太郎の伝説が残る竜宮町となっており、主人公の浦島しじみの家にはいわくつきの玉手箱があります。
●香良洲神社
香良洲(からす)神社は、この香良洲町の町名の由来となった神社です。社殿がすごく立派でして、実は伊勢神宮内宮の祭神である天照大御神の妹神の稚日女命を祀っています。そのためにお伊勢詣りをした際に、合わせてこちらの香良洲神社にも参拝する風習があったそうです。二巻の竜之介のイトコが出てくるシーンの常夜燈はこの神社への街道を示すために建立されていたそうです。
二十年に一度遷宮をするそうで、昨年2014年がその年だったそうです。昨年九月に訪れた際に真新しい社殿に驚きました。
作中の神社は、こちらの神社をモデルにしているのですが、一部シーンには石段が現れています。こちらの神社敷地には石段がありませんので、町内の寺社から借景した可能性があると考えています。