ぬらりひょんの孫@京都市伏見区

■舞台を訪れる際の注意



舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m
当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。

ぬらりひょんの孫  9 (ジャンプコミックス)ぬらりひょんの孫 10 (ジャンプコミックス)ぬらりひょんの孫 11 (ジャンプコミックス)
舞台探訪日:2010年6月6日


伏見稲荷には二度ほど参拝していたのですが…、お恥ずかしい話でして、その奥には、奥の院があり千本鳥居もその途中にあるとは知らなかったのです(^_^; そのため、今回改めて参拝しました〜
今回はそれだけでなく、ジャンプ連載中の妖怪任侠漫画ぬらりひょんの孫の京都妖怪編にて、伏見稲荷がでているので撮影も兼ねてになります。


まず、前日は舞台探訪の資料を探すために、作中の伏見稲荷大社での天邪鬼“淡島”の活躍シーンをコミックから探していました。ところが10巻で京都に乗り込んで鴨川に妖怪船が着水するところまであったので、 11巻だよなぁ〜と探していたのですが見つかりませんでした。
もしや?と思いチェックしてみると、11巻は来月7月発売でしたw …あぁ、ワンピースの連載を観るために珍しくずっとジャンプを購読していたからだ!wと気づき、ジャンプから調べましたよw


少し作品説明をしますね。
リクオが率いる奴良組は主に関東を縄張りとしている妖怪任侠の一家です。リクオのクラスメイトである花開院ゆらの一族がかつて封印した京妖怪に狙われていることや、リクオ出生にも因縁があり奴良組が京都まで遠征することになりました。京都遠征の前には、リクオ自身の妖怪の力“畏”を体得するために岩手の遠野まで赴きパワーアップを果たしつつ、遠野妖怪も仲間に率いることができました。
今回この伏見稲荷を舞台としてメインで戦っている天邪鬼“淡島”も遠野妖怪の一人で、リクオに惚れ込んで付いて来たわけです。淡島は鬼神と天女のあいのこという出生のため、昼間は男で、夜は女という通常の天邪鬼設定にはない面白い設定になっています:-) 今回は昼間なのですが、様々な事情で女モードです。コミック9巻の表紙にもいますね。
また、一方、京妖怪の首領は羽衣狐という妖怪狐で、戦国期では豊臣家の淀君に憑依しており、現代では女子高生になっています。コミック10巻表紙にもなっていますね、黒が似合う妖艶な美少女です。


さて、まずは普通に参拝しますよ〜この日は天候もよく観光客も多かったです。
こちらは裏参道ですが土産店や食べ物屋が多いですね。


というわけで、まずは腹ごしらえをしました。
伏見稲荷ということで、おいなりさんと、うどんと、…?


続きます〜
はい、すずめのすがた焼きでしたw
伏見稲荷の名物で、農耕の神でもある稲荷神ということで、穀物を啄ばむすずめは食べてしまえーってことですね。見た目骨っぽく食べるところがないように見えますが、これはこのまま全部骨ごといけます。なかなか美味美味〜国産雀らしくお値段も500円と観光地プライスですねぇ〜
東方Project好きな方でしたら、「あぁ、ミスチーが!?w」というところでしょう:-)


さて、腹ごしらえもできたので、参拝参拝。ここまでは既に私も通った道ですね・・・


少し登って、おぉ、これが千本鳥居です!


人と出会わなければ、まさに異世界にいるように赤い鳥居が連続しています。


振り返っても面白いですね、寄進された方々のお名前の数々が信仰の強さを感じさせてくれます。


その千本鳥居を過ぎると、奥社に行き着きます。
ここに、主人公リクオが率いる奴良組の面々が登ってきます。
作中では、なぜか左右逆転していて、しかも登る先から出てきています?はて間違えたのかな?



奥社の裏側には、「おもかる石」があります。自分が願ったことが叶うなら、持った意思の重さが想像よりも軽く、逆だと重いというものです。
ここで、淡島も興味を持ち、持ってみるのですが、予想以上よりも重く感じたため、鳥居を縄張りにしている妖怪に異世界に連れ込まれます…
私ももちろん試してみました、軽かったですよん(^-^)



作中には出てきませんが、先に進む前に、白狐さんの絵馬がありました。ほぉ?


って、凄いことにw みんな遊び心あるなぁwww なかなかイケメン白狐ばかりでした(^-^b

奥社の先には
はいはい、ずいずい進みますよ。
奥社から頂上まで赤い鳥居がずっと続いています。この途中で淡島は異世界に引きずり込まれます。


途中にいた猫二匹。野良猫ではなく土産屋の飼い猫っぽいのですが、えらく野生化していて、眼を飛ばしてきました^^;
歳を経た猫は狐を師匠として妖術を学ぶという言い伝えもあるので、案外、飼い猫ではなく…!?


ここは四つ辻というところです。ここからは京都市内が望めますね。けいおん!!で有名になった嵐山は見えないかなぁ〜(笑)
そして、ここから頂上の一の峰までは最短経路で30分ほどです。 この日は青天でしたが、それほど暑くなく参拝にはちょうど良い天候でしたね。


四つ辻にもお店があって休憩することができます。



一の峰を目指して登って行きます。御塚も増えてきました。


三の峰の下宮になります。


行けども行けども鳥居の参道が続きますよ〜


二の峰の中宮になります。


中宮のところにはご利益にあやかってでしょうか、名刺がいっぱい(^^;


あと一息です!
稲荷山の頂上に到着しました!


…というわけで、一の峰です!
行者さんがおられて、ほら貝を吹かれていました。


伏見稲荷には、御塚という独特の形式の塚があり、信者の方は地域ごとなどの集団で寄進して、このように作り上げるそうです。四つ辻より先は様々な大小の御塚が数百とありました!


一の峰まで登り参拝したので、観光は終了したのですが、舞台探訪が終わっていません。
淡島が戦った御塚の場所が確定できなかったためです。再びもう一周することに決めましたw その前に四つ辻の茶屋で休息を取ることにしました。とてもキリンレモンが美味しかったですよ!


さて、四つ辻から一の峰を目指す道は二方向ありまして、マップの上部に円になっているところになります。この一周は一時間コースですw 一、二、三の峰では該当場所がなかったので左手の方を中心に念入りに探してみました。


四つ辻から左手に歩いた先にある眼力社にて、この風景を発見しました。おきつねさんの銅像が特徴的だったのがわかりました。 この伏見稲荷を登る前の冒頭のシーンで出てきました。




眼力社をもう少し進んだところにある御膳谷奉拝所になります。


こちらは御塚が一番多く建立されている場所です。



作中では、このように淡島が異世界に迷い込んだ姿を俯瞰した風景になりました。これはすぐ見つかると思っていましたが難儀しました(^^; 一、二、三の峰にもないし、と二周目であれ?と気づきました。御膳谷奉拝所でした。撮影ポイントはかなり凝っていました。
作中では、小物や木などの配置をいじっていますね。この後のバトルのため簡略化でしょうね。


作中では、千手観音のような妖怪の繰り出す攻撃が、距離に関係なく小さな鳥居が他の鳥居と繋がっており、淡島もかなり手こずります。ですが、天邪鬼の“畏”を発動して見事撃退します。


なかなか伏見稲荷を楽しめました(^-^)
好天でしたが思ったよりも暑くなく、いい運動にもなりましたね!


この後は、奴良組と、陰陽師の花開院家が協力して、羽衣狐が率いる京妖怪と対峙していきます。
作中では、花開院家が京妖怪を戦国期に封印した封印地の一つのモデルとして伏見稲荷大社が出てきます。他の封印地もせっかくなので回ってみたいと思います。続きはコミック11巻が出てから改めて行いたいですね(^^) さらにアニメ化されるので、京妖怪編までやってくれることを期待したいですね(^^)




P.S.おまけ
京洛れぎおん(1) (ブレイドコミックス)

京洛れぎおん(1) (ブレイドコミックス)


別作品の京洛れぎおんの表紙も千本鳥居を背景に使っていました。この作品も京都市内を舞台にしているのでまたまわりたいですね。都内の作品の舞台探訪でお世話になっている友人のMiyaさんが既に京都市内を探訪されていますので、よろしければこちらもどうぞ(^-^b
■『舞台探訪』京洛れぎおん(ブログ名:蜃気楼(仮))
http://d.hatena.ne.jp/BMCSSX/20100603






ぬらりひょんの孫(C)椎橋寛
■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として引用しています
■文章:Minkyこと、このブログの中の人
■履歴:
6/17:暫定掲載。写真がアップし切れず、ぐぬぬ
6/18:画像追加。文章も追記。形になったかな?