スーパーカブRei 第五話「西へ」前編@三重県、奈良県、大阪府

■舞台を訪れる際の注意


舞台になった場所に行き、登場人物の言動に思いを馳せるのが醍醐味だと思います(^-^) でも、その場所は普通の生活地域になりますので、公序良俗に反しないように行動はくれぐれも慎んで、常識を持って楽しんでください。 特に、その場所で騒がない、壊さない、汚さないは守りましょう(^o^) よろしくお願いいたしますm(__)m 当ブログでの舞台探訪のポリシーはこちらになります。


 舞台探訪日:2022年11月4日

スーパーカブRei」は、山梨県北杜市を舞台にした女子高校生がバイクを乗ることで人生を謳歌していく作品「スーパーカブ」の登場人物の一人の礼子を中心にしたスピンオフ作品です。同様に北杜市が舞台の中心ですが、幼少期の八王子の実家や、バイク部品の受け取りに大宮など他地域にも足を延ばしています。第五話では、バイク部品のために大阪府富田林市まで初のロングツーリングします。

第五話作中に出てきたシーンは下記のマップで示しています。こうやって見ると、鳥羽市にフェリーで上陸後は、西へ三重、奈良、大阪という行程でも最短ルートで向かったことが分かりますね。

なお、第一巻では第四話まで掲載されており、五話は電子コミックサイトなどで公開中ですのでご注意ください。

 

今回は主に奈良県大阪府のシーンの舞台探訪になります。三重県側の場所を特定できているので参考にストリートビューで幾つか紹介です。探訪したら撮影した写真に置き換え予定です。

鳥羽水族館そば

 

 

■道路標識

 

 

伊勢市駅

伊勢市内はちょっと変わったルートを通っていますね。上述の標識の場所を通るなら伊勢神宮内宮に立ち寄ったにも思えますがその描写は無く通過しただけのようですね。

写真は、たまたま別作品で外宮周辺を撮影していたので、伊勢市駅前の交差点のこちらもありました。

 

櫛田川の橋

奈良に向かう166号線で櫛田川を渡るこちらの橋は、二か所候補があって絞り込めていないです。上部の鉄枠もほぼどちらも同一なので、現地で欄干の部分や川の岩の風景の確認が必要です。ただ、下記の第一候補の方が近そうです。

 

■高見トンネル

高見トンネルは三重県奈良県の県境です。とっても長いですね。こちらは奈良県側で小さな駐車場もありますのでこちらに停めて撮影可能です。撮影時には、大阪府から奈良県というルートで探訪したため、高見トンネル到着時には夕闇の中でした、17:20でしたが冬だったので汗。

 

また、三重県側に有名な高見ループ大橋があります。トンネルの高さまで登るために作られたループ橋なので、急こう配を緩和する目的とは言え、それでも勾配があるのでバイクではしんどいですね。

あと、水曜どうでしょう2011年 原付日本列島制覇の東京から高知の途中でも出てきましたね。礼子自身はマップとにらめっこしてドラマを求めて伊良湖から鳥羽のフェリーのルートを思いついたので見た事ないと思われます。が、作者さんは見たことあるので参考にしたかもですね。

www.eonet.ne.jp

高見トンネルは本当に長いですね。こちらは、トンネル入り口付近の歩道からイメージで撮影したトンネル内です。

 

■宮奥ダム

こちらは、166号線から一時的に離れて、次に向かう石舞台古墳への最短ルートに位置するダムです。

当初、166号線沿いのダムを調べてみましたが該当がなく、次のシーンから逆算してこちらを特定出来ました。

 

石舞台古墳

明日香の風景と言えば、こちらを思い出しますね。観光にあまり興味がなさそうな礼子ですが、ここでは自撮りもしていますね。なお、石舞台古墳は本来は上部に土が被っていたのですが無くなってしまい、このような石室が露出した形に・・・埋葬者は蘇我馬子と言われていますが確定していないようですね。入園料は300円です。

 

ちなみに、礼子の自撮り写真は作中方向からこんな感じかな?新幹線で先に行っている親友の砂付音々ちゃんにも送信したのかな。

 

石舞台古墳は外観がよく出ますが、中の石室もなかなか素敵です!

 

 

■大阪、奈良県

大阪と奈良を結ぶ”日本最古の国道”の竹内街道の竹内峠です。近代の日本政府の国道ではなくて、さらにさらにもっと昔の聖徳太子の時代に、奈良飛鳥に朝廷があった古代に初めて設置された官道だそうです。

ただ、今回は時間が無い&峠頂上に車を止められる場所が無く、大阪寄りのかなり下の道の駅しかなかったため、撮影断念・・・暫定でストリートビューを貼ります。。。次回チャレンジ予定です。

 

 

富田林駅

富田林駅前です。礼子も初大阪ということで、何か大阪っぽいものを撮影してみたくなり、途上の駅を撮影でしょうか。

なお、大阪が出てくる作品では、道頓堀、通天閣USJ辺りが定番ですが、富田林市が出てくるのはかなりのレアです、というか初めて見ました。お隣の河南町では大阪芸大を主題にした作品が幾つかありますが。

また、富田林市が目的で私も訪れたのはこれで2回目くらいですね、前は世紀末オカルト学園の作品雰囲気の研究のため監督が訪れたという富田林市のランドマークになっているPLタワーを観に行ったときです。駅から南側に白い巨塔が見えます。

 

スペシャルパーツ武川

礼子の今回の遠征の第一の目標は、こちらのスペシャルパーツ武川になります。こちらの会社ではバイクのカスタムパーツを製作販売しています。会社敷地内には数多くのバイクがありました。

最寄りの駅は、滝谷不動駅になります。

www.takegawa.co.jp

 

会社の看板の形が異なっているな?と現地で気づきました。下記のようにグーグルストリートビューで確認すると2021年6月までは少なくとも作中の形だったようです。訪れた2022年11月には新しいものに変わっていたようですね。

 

■近くの橋の風景

礼子が八王子の実家を思い出すという、金剛山の緑も見える橋の風景です。スペシャルパーツ武川からもう少し北にある錦織の交差点近くの橋の風景です。川沿いの駐車場からではなく、道路の歩道から撮影するとちょうどアングルも合いました。

 

河川敷の全景も入れると、大阪の市街地とは異なって自然の緑が多いですね。この写真の右端に作中の橋があります。

 

再び、スペシャルパーツ武川。「とみたばやし」と富田林を言った礼子に、ツッコミを入れる女子大生の春音リイナが登場!

 

乗ってきたバイクのナンバープレートを見て、関西近郊ではなく知らない市名で驚きます。とはいえ、初見で、「ほくと」と読めるのはすごいですね!私は「きたもり」と当初呼んでいましたし汗

遠方からカブでロングツーリングしてきた礼子に興味を持った流れでリイナ宅に礼子は泊めてもらう事になりました。

 

後編でも大阪や関西の風景が出てくるのを楽しみにしています!さて、第二目標?のUSJで無事に音々ちゃんと合流できるのでしょうか?



■(C)漫画:スーパーカブRei @ 作画:さいとー栄、原作:トネ・コーケン

■本ブログでは作品風景の比較研究を目的として画像を引用しています

■文章:Minkyこと、このブログの中の人

■舞台探訪日:2022年11月4日

■履歴:

2022/11/5:作成、写真掲載