:true tears:氷見周辺

まず、JR氷見駅です。氷見は新鮮な魚介類や、藤子不二雄Aさんの生まれ故郷として有名です。晴れ渡っていれば、こちらの方から見る立山連峰の雪山の峰は本当に幻想的で美しいです。特に、氷見と高岡の間の雨晴というところからの眺めは最高のようですよ!(^-^) 私は生まれが九州なので始めてみたときには唖然としてしまいましたよ(^^;

氷見周辺のマップです。駅周辺なら歩きでもなんとかなりますが、海岸線沿いに北に向かおうとするとちょっとレンタサイクルなどか、車などで移動がお勧めです。

駅近くの海岸道路に出る部分のT字路です。こちらは10話に出てきた名場面の場所に似ているそうです。確かに似ているのですが周囲が街過ぎてちょっと雰囲気が合わないかな? 気持ち次第ですね(^^)

真一郎が自転車でこけたシーンを少し意識。こちらが北向きですね。

こちらは一気に、薮田という地域まで移動しました。先ほどのT字路から海沿いの道を5,6km北上しました。先ほどの地図写真では、上から二番目の【P】辺りになります。こちらは信号機もあります。

少し引いて写真を撮ると古い民家などの建物もあります。作品中の風景とは違いますが、城端の雰囲気に似ているようにも思いました(^^) 是非、“そのままの僕で”を聴きたい場所ですね(^^) 自転車で道路には突っ込まないでください、車の交通量が多いので危ないです(^^;

道を手前に左に入ると、城端の街並みにも親和性があるようにも思います(^^)

この薮田地区の少し山の方には、恋愛成就で有名な垂姫(たるひめ)神社があります。その昔、伝説によると、仙女の垂姫と海底に住む海人が恋仲になったそうです。そして、恋に落ちた二人の許しをこの地区の住民が社を建て祈願したところ、仲違いしていた山の神と海の神も願いを聞き入れて、海の事故が無くなり、二人は幸せに暮らせたそうです(^^) こういう伝説のある神社があることも考慮に入れると、true tearsの最終版の比呂美や乃絵との各々シーンがこの付近をモデルにしたのではないかとより強く思えますね(^-^)

そうそう、この探訪していたときには知らなかったのですが、ヤングサンデーに連載中の原秀則さん漫画『ほしのふるまち』も氷見市が舞台だそうです。主人公堤恒太郎が住むことになった「遠い親戚」の家はこの薮田にあったそうです。その恒太郎が海辺で落ち込んでいたところに、一ノ瀬渚と出合うというのが冒頭の展開だそうです。こちらも恋愛作品なので、恋愛成就の神社もあることから、この場所は恋愛モノに最適な場所なのかもしれませんね(^^) あと、作者の原秀則さんは、この氷見を舞台にした漫画の好評によって、2007年に観光大使氷見市きときと魚大使”に任命されたそうですよ。
ほしのふるまち―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (1) (ヤングサンデーコミックス)ほしのふるまち―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (2) (ヤングサンデーコミックス)ほしのふるまち―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (3) (ヤングサンデーコミックス)ほしのふるまち 4―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (ヤングサンデーコミックス)ほしのふるまち―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (5) (ヤングサンデーコミックス)ほしのふるまち 6―世界でいちばん優しい“再生”ラブ・ストーリー (ヤングサンデーコミックス)

さてさて、先ほどのT字路から海に出ますと、バスの停留所の横に待合所があります。そうです、真一郎と乃絵が雷轟丸の話を見たところになります。おそらくこの待合所がモデルだと言われています。


中はこのようにベンチと椅子がありました。作品中の暖房器具はないようですね。

ここに待合所があるんだったら、真一郎が雷轟丸の話の一枚一枚を紙飛行機にして飛ばしていた、岬があるんじゃないか?と海の方を見てみました。何かありますね。

作品中とは違う感じでしたので、こことは違う場所にも思えました。乃絵が松葉杖を突きながら、砂地に落ちた紙飛行機を拾っていたシーンが特にイメージありましたので(^^)

薮田のT字路近くにあったチューリップです。天気が少し悪くなって、雨も吹き付けてきたので、寒空の下で咲こうとしている花を見て気持ちが和らぎました(^^)
薮田のこの辺りに、比呂美との思い出の竹やぶがあるのかなぁ?と山々を見ていましたが、平坦な部分の竹林はなさそうなので断念して、氷見市内の方に戻ります。

途中で、あれ?これはどうかな?と海際を歩いてみました。間島という地区の海際になります。

このときは満潮でしたが、砂地があって、紙飛行機の場所はこちらかな?などと思ってみたりしました。このときには雨が激しく降り出したのでこれ以上は断念です(^^; GWに再び来る際にはもう少し調べたいですね(^^)

氷見市市街地の海際にある、道の駅 氷見フィッシャーマンズワーフ「海鮮館」に来てみました。こちらでは氷見地産の新鮮な魚介類の購入や、気軽に海鮮物が楽しめる食堂もありますので、お勧めです(^^)
■【氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館】:http://www.kaisenkan.com/

季節ごとに、いろんな魚がいて、いつでも楽しめることをアピールしている展示ですね。

海鮮館から見た、防波堤です。この辺りも風景が似ていると紹介があったのですが、もう一度作品を見ないと私は思い出せなかったので、またリトライ予定ですw

雨が降っているので移りが悪いのですが、海鮮館のそばにある、比美乃江大橋です。この辺りの地区は、“比美乃江”という地名だそうです。
ちょっと前から気になったのが主人公ら主役陣の名前です。湯浅比呂美の“比呂美”の漢字は、確かに日本人の女性名としてあるのだけど、よく使われる漢字ではないように思えました。湯浅姓は城端のある南砺市ではおられる姓のようですね。一方、石動乃絵の“石動”は富山県の地名や山名としてあるのでこちらかな?と思えたのですが、“乃絵”の出展が逆に謎です(^^;
ここで、“比美乃江”という地名から、“比呂美”と“乃絵”なのかなぁ?と一気に連想が飛んだのですが、どうなのでしょうか?

“比美乃江”から名称を得た地ビールも売られていました(^^)

他の主役陣の姓名は、富山県に由来するとは全部思いにくいのですが、キャラ設定の初期段階で、富山県内の取材旅行などで得た名称からピックアップしていたのではないかとも思えます。最終的に名前はよくある名前に変更された可能性もあるので、残滓がいくつか残っているのかなと(^-^)
比呂美の友達の黒部朋与は、“黒部”でしょうし(^^) 愛ちゃんはなかなか思いつかないのですが、黒部峡谷の方の富山地方鉄道本線に愛本駅があるくらいしかわかりません(^^; 真一郎は大胆仮説で(笑)、富山湾名物の蜃気楼からで、「しんきろー」⇒「しんいちろー」はいかがでしょうか?w 無理過ぎかな(苦笑)

あと、そうそう、比呂美の大切な思い出の場所の竹林ですが、おそらくは実在はしない場所にも思えるのですが、GWに一緒に探訪する友人が氷見市で面白い場所を見つけてくれました。次はここにも立ち寄ってみようと思います(^^)
【氷見飯久保・竹ドームコンサート】